【山歩き】蒜山三座縦走(中国山地)「雲の中に居る」

中国地方

蒜山(ひるぜん)三座縦走をしてきた。

前回からの続き

前日は、大山を歩いた。
その後大山周遊して、蒜山高原へ入った。
そして今日は、蒜山縦走を試みた。

蒜山三座とは・・

蒜山三座は、鳥取県と岡山県の境に位置する、上蒜山(1,202 m)、中蒜山(1,123 m)、下蒜山(1,100 m)からなる連山。
裾野に広がる蒜山高原には、夏の避暑地として多くの人が訪れる。
このコースは、下蒜山登山口から蒜山三座を縦走する。
下蒜山登山口からササ原を抜け、下蒜山山頂を目指す。
山頂は360度の展望が広がり、眼下に蒜山高原、遠くに大山も望むことができる。
次に中蒜山に登り、上蒜山へ縦走する。
中蒜山からは塩釜冷泉のある登山口へ降りる道も整備されており、エスケープ出来る。
上蒜山からは、大山や烏ヶ山が眺望できる。
5月になれば、縦走路にカタクリの群落が見られるみたいだ。

↑環境省HPより参照

ルート

【山歩き】
距離    :10.5km(+1.183m.-1.150m)
コースタイム:約7時間

【自転車】
距離:11.2km(+140m.-173m)

下蒜山登山口から歩き始め、下蒜山・中蒜山・上蒜山を縦走し上蒜山登山口へと下りる。
そこにデポしといた自転車で、下蒜山登山口Pに戻ってくる。

スタート

天かすうどん大盛り/ローソン

朝からモリモリ食べる。

下蒜山登山口

ヘッデン点けてスタートする。
昨晩の雨で草木が濡れており、雨具のズボンだけ着用する。

序盤は黒ボコという、滑りやすい土を登って行く(ここ下りたくないな。。)。

霧の中。。。

雲居平

視界ゼロ。。

名前通り、雲の中に居ます(笑)

↑真庭観光ウェブHPより引用

晴れていたら、こんな笹原の中を歩けていたみたい。。

下蒜山頂上

頂上着いたけど・・・

視界が無い。。
一息ついて直ぐに進んだ。

笹原が広がる

↑真庭観光ウェブHPより引用

中蒜山を眺めながら、歩けるところみたいだが。。

蒜山高原

下界が、薄っすらと見えた。
下は、晴れているんだな。。。

フングリ乢(たわ)

下りきると、樹林帯の中の峠に出る。
フングリとは睾丸(精巣)のことみたいだ。
大昔に巨人がここをまたぎ越そうとして、フングリをひっかけたという言い伝えが残っている。

ブナ林

霧の中ブナ林を歩いていく。

中蒜山頂上

頂上に着いたけど、ここもガスの中。。

↑真庭観光ウェブHPより引用

蒜山高原を見渡せたり、日本海も見えるみたいだ。

中蒜山避難小屋

頂上の横にある小屋。
濡れて寒いので、小屋で休憩を取る。

小屋内

雨風が凌げて快適。
ここまで何も食べていなかったので、温かい飲み物やパンを食べる。
今日は晴れ予報だったけど、山上だけ雲がずっと掛かる天気。。。
ここで兵庫県から来た、75歳の男性の方と話す。
75歳と思えない程、お元気で羨ましい。(途中登山道で抜いていかれた。。)

再び歩き出すけど、まだガスか。。

上蒜山頂上

頂上

朝からずっとガスで、テンション下がりっぱなし(笑)

槍ヶ峰

ここは昨日歩いた「大山」が良く見える場所なんだが、今日はガスですな。。

上蒜山登山口まで下りていく

すると・・・

視界が開けてきた!!

蒜山高原も見えてきた

やっと歩いていく方向が見えた気がする

虹が横に出現する

標高800m以下は、雲ないんだよね。。

多くの登山者とすれ違う。
人気の山なんだなと知る。

植林

激下り階段を下りていく

案内板

熊の生息地域です。
数年前は、この界隈出没していたみたいだ。

蒜山ジャージー牛

蒜山地域では、昭和30年頃よりジャージー牛の飼育に取り組み、今では日本最大規模のジャージー牛飼育地域となっている。
全国約1万頭のジャージー牛の内、およそ2千頭は蒜山地域で飼育されていおり、これは全国のジャージー牛の、実に5頭に1頭は蒜山産。

蒜山のジャージー牛から搾られるミルクは、年間平均脂肪率が5.0%の濃厚さが特徴。
牧草由来のβ―カロテンがミルクに移行することで、ジャージー本来の濃厚で淡い黄色味を帯びたミルク(黄金のミルク)を出すことが出来るみたいです。

登山道がここ牧草地を横切って行く。
牛との柵も無く、少し不安(襲われる?)になる。。

蒜山高原

上蒜山登山口

駐車場やトイレがある。
自転車デポしていたけど、自分らの他にもトイレ周りに4台程デポされている自転車あった。
自分と一緒の、チェックポイントがあってテンション上がった(笑)

先程歩いていた蒜山三座を眺めながら(ガスの中)戻って行く

稜線にだけ、雲が掛かる

下蒜山登山口駐車場

あまりの車の多さに驚いた(汗)
こんな天気だけど、この多さなんだ。
晴れていたら、もっと多いんだろうな。

岡山県境標識

ここは犬挟(いぬばさり)峠。
下蒜山登山口の横にある。
岡山県の県境は新鮮だから撮影した。

山を「せん」「ぜん」と読むの?

今回歩いた、蒜山(ひるぜん)
昨日歩いた、大山(だいせん)
なんで、「ひるやま・おおやま」じゃないんだよと疑問に思って調べたら・・

中国から伝わった「呉音」が、山を「せん(ぜん)」と言うようになった。
中国に近い、山陰地方は特に「せん(ぜん)」と呼ぶ山が多い。
全国約80座の山を「せん(ぜん)」と呼ばれているが、そのうち70座が中国地方に集中している。

↑3年前走った、氷ノ山林道。
ここも、「こおりのやま」じゃなくて「ひょうのせん」だったなぁ~。

結び

初めて岡山県の山歩いたが、自分にはまだ早いよってことかー(チクショー)。

ほとんど雲の中を歩いていたので、トレーニングだと思って歩いていた(笑)

次回は、絶対晴天で歩いてやる!!


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