【山歩き】北大台ケ原周遊（台高山脈）後編「頂上標」

台高山脈の大台ケ原を歩いてきた。

台高山脈の日出ヶ岳へ日の出を拝みに来た。
綺麗な朝焼けで、大峯奥駈道もよく見えて感慨深い。 pic.twitter.com/30dJCbaYlW
— NR (@NRMeizin) November 30, 2025

明日で通行止めになる、大台ケ原を満喫できた。 pic.twitter.com/xUwFUJKmg8
— NR (@NRMeizin) November 30, 2025

前回のつづき
ルート
過去の台高山脈
スタート
三津河落山
大和岳
日出ヶ岳
結び

前回のつづき

午前中は、東大台を満喫した。
午後から、北大台を歩いた。

ルート

距離：16.1ｋｍ（+1088）

ルート：大台ヶ原Pー日出ヶ岳ー正木ヶ原ー石牛ヶ原ー大蛇嵓ー大台ヶ原P－三津河落山ー大和岳ー大台ヶ原P

今回は、「東大台・北大台」を歩く。
ただ大台ヶ原は、環境省により管理エリアがある。

・「西大台」は、利用調整地区になっている。
　その為区域内入るには、事前に申請手続きが必要になります。
・「北大台」は、地図上では植生保護の為立入禁止になっている。
　大台ヶ原ビジターセンターに聞くと・・
　コースを外れたり植生を荒らさなければ自己責任のもと入山しても良いとのこと。
・「東大台」は、自由に入山可能。

過去の台高山脈

大台ヶ原から何度かに分けて、歩かせてもらっている。

スタート

大台ケ原駐車場

東大台を歩き終わった。
それでは初めて北大台を歩くため、先ずは車道を歩く。
１ｋｍ程車道を歩き、北大台へと入って行く。

トウヒ・モミ・ナラの森

笹が埋め尽くす森の中を歩いて行く。
薄っすらとした踏み跡が、また良い感じ。

名古屋岳

親近感が湧く、山名だな（笑）
眺望はなし。

鞍部

如来月を仰ぐ。
地形図では、三津河落山（P1654）となっている。

岩の間をすり抜けながら登って行く

如来月

展望は北部台高山脈が木々の間から見える。

三津河落山

三津河落山

地形図上では、県界と村町界の三俣に位置する山。
読み方は、ネットで調べると十人十色な感じである。。
自分は、「みつこおちやま」と呼んでいる。
三津山みつやまとは、大和三山（香具山・畝傍山・耳成山）の妻争いの説話に基づく長大な歌詞に出てくる。大和に深く関わる神武天皇（東大台）もおられるので、そこから由来されたのだろうか。

ここは・・・

眺望が最高！！

左の池小屋山から迷岳まで見えている。
右は伊勢湾が見える。

大和岳までの稜線

奥には大普賢岳が見える。
最近行った、伯母谷覗も見えている。

大台雨量局があり横切る。

日本鼻より大峰山脈を眺める

いい稜線だ～～
右奥には、奈良盆地や二上山が見える。

大和岳

日本鼻を仰ぐ

山頂石碑

ここからの景色が凄い。
写真じゃよく分からないから、動画を撮影した。

ここで大休止をした・・・

今年沢山歩いた大峰山脈を眺めのんびりと過ごせる至福の時

ここで休止していたら、関西３人パーティが来られる。
話していると・・

今「日本鼻」に居られる方（M氏）が、鈴鹿山脈や台高山脈の頂上標を作製しているとのこと。

鈴鹿山脈好きな自分にとっては、是が非でもお礼が言いたくて。
「鈴鹿セブンマウンテン」など有りますが、鈴鹿山脈には二百程ピークがあると思います。
西尾先生著者の「鈴鹿の山と谷」に魅せられ、鈴鹿山脈を毎週末歩いて130座程歩かせてもらった。その行く先々で、頂上標を見るとホッとする。てっきり朝明アルパイン（地元山岳会）や観光協会の方々が作製していると思っていた。。。

大休止後、日本鼻へ向かう・・・

M氏（左）

仲の良いお二人で、写真撮影に快諾してくれた。
（ちゃんとした写真有りますが、顔がばっちり見えるのは自分のアルバムに）

71歳と思えない程、お元気なお二方。
頂上標を設置するときなど、いつもお二人で行くみたいです。
そして長靴で強者。
作製には、仕事の傍らして約１か月で出来るみたいです。
ご自宅には、20個程新しい頂上標があるみたいです。
古くなったら新しいのに替える作業なども、ほんと感謝です。
今日は、日出ヶ岳の頂上標が風雪に倒れないように石積しに来たとのこと。