大峰山脈の神童子谷(じんどうじだに)へ行ってきた。
2日間十津川水系神童子谷へ行ってきた。
— NR (@NRMeizin) September 23, 2025
とても綺麗な谷と焚き火に満足。
下界が涼しくなってきたので、これで沢登りシーズンも終わりかな。。
食べ過ぎで、太って帰宅した(笑) pic.twitter.com/F96mGWYF6y
前回からのつづき
行程
日程 :2日間(2025年9月22日~23日)
メンバー:3人(Gさん・Yさん・自分)
山域 :大峰山脈(大普賢岳・山上ヶ岳・稲村ヶ岳)
距離 :12.2km(+392m、-374m)
電波au :圏外
避難小屋:なし
テント場:なし
トイレ :なし
水場 :谷中
ルート :1日目(5.1km、+239m、-32m)
:神童子谷林道口ー林道終点ー釜滝ーノウナシ谷泊
:2日目(7.1km、+153m、-342m)
:ノウナシ谷ーノウナシ滝ー釜滝ー林道終点ー神童子谷林道口
登山者 :2日目神童子谷で、3人PT
ヒル :なし
クマ :なし
シカ :なし
サル :なし
スタート(道の駅 吉野路黒滝)

彼岸花
家の近所で見かけたので、撮影した。
今年は暑かったせいで、彼岸花咲くのが遅かったな。(9/22)
例年なら9月初旬くらいなのに、年々遅くなっていくのだろうか。

道の駅 吉野路黒滝
ヤマザキショップで、コーヒーや豆大福を買う。
7時から営業している。

モンベルルーム 吉野路黒滝店
道の駅の敷地内に、モンベルがある。
今年の4月にオープンしたばかり。
昔は、「南都銀行 黒滝支店」があった場所。
こちらは朝9時から営業。
「黒滝村森林組合」が経営するフランチャイズ店なので、会員特典の送料無料サービスなどは対象外。
こんな山奥に、モンベルがあって有難いな。
山仕事用のウェア等充実している。

黒こんにゃくは、定休日だった。。。
今日月曜日で、明日もお休みだ。。
↑3年振り道の駅に来たね
そんなかんだで、一緒に行く友人が急用あり昼前に来て現地へ向かう。
神童子谷林道
国道309号線から、林道に入って直ぐのスペースに停め準備した。

稲村ヶ岳??
昼前歩きはじめる。
林道から稲村ヶ岳っぽい山が見える。
距離近いのにあの山の高さだから、急峻なんだろうな。。
入渓

トガ淵
上白石橋を渡って、踏み跡を辿り斜面を下って行く。
早速綺麗な谷が見えて、高揚する。
久々大峰山脈の谷。
前鬼みたいな綺麗さだな。

早速泳ぐ!!
めちゃくちゃ水が綺麗だけど、めちゃくちゃ水が冷たい(笑)
大普賢岳(1780m)や竜ヶ岳(1725m)から流れ出る水は、冷たいよね。

へっついさん
「へっつい」は、関西で「竈」のことらしい。
過去は腰まで浸かって通過していたみたいだが、土砂が堆積してご覧の通り膝下くらい。
しかしながら素晴らしいゴルジュには違いない。
自然林の影になり、薄暗い雰囲気に包まれる。


ナメ滝L8m 高見淵
Gさんが左から、果敢に突破する。
落ち口がヌメってやらしかったみたいです。
ロープを出してもらって、後続は右から登る。
右は、残置ハーケン2個ある。


赤鍋ノ滝
泳ぎやヘツリを交えながら進んでいく。
陽が差し込み、大峰ブルーが本領発揮している。
ヘツリは、残置ロープがある。

硬砂岩
先週の堂倉谷と同様の、砂岩。
とても綺麗な岩肌にうっとりだね。

飯場跡??
谷沿いに立派な石積みされた飯場跡がある。
幾つもの部屋があった感じだ。

河原
しばらく河原歩きがある。
巨岩があったり、石の上に巨木あったりする。

大峰ブルー
釜滝

釜滝 2条7m
陽が差し込み最高の釜滝だ。
9年前雨の日見た釜滝と、全く別物みたいに綺麗だ。

早速遊ぶ(笑)
右の滝から登って、滝の間の壁を登って行く。
カチが多く安心。
登ってから・・・

滑り台
結構傾斜強くてビビる(笑)
お次は、Gさんも滑り台を楽しむ。

うひょ~~~!!
右の滝の滑り台も楽しい!!

釜遊び
散々遊んで、右岸の巻道を使って巻いて行く。
楽しんだお蔭で、最後は震えるほど寒くなった(笑)
ノウナシ谷へ進み、焚き火泊適地を探す・・・
焚き火泊(ノウナシ谷)

原生林
ナラやサワグルミの巨木など雰囲気がいい。
本日のメニュー
・ご飯(飯盒炊飯)
・ポトフ
・柿ピー蒲焼サラダ
・ハニーマスタードチキン
・キノコのホイル焼き
・焼き芋 ・焼きウィンナー
・酒肴
・焼きリンゴ
ドリンク
・ウィスキー ・バーボン ・コーラ

柿ピー蒲焼サラダ
前菜。
良くかき混ぜてから、食べるのがより美味い。

ポトフ・飯盒炊飯・ソーセージ
ご飯は自分の担当だが、今回も完ぺきな炊きでした(笑)
ポトフは、具沢山で美味しい。

ハニーマスタードチキン
味付けが良くて、ご飯がとてもすすむ。

「桃ミックスナッツ」バーボン添え
ミックスナッツと桃が贅沢。
そしてバーボンが隠し味で。
大人のデザートだ(笑)

焼き芋・焼きリンゴ

焚き火
焚き火を囲み至福の時間だ。
夜な夜な談笑タイム。
全ての料理が3人前で、ほんとお腹いっぱいになった(笑)
(余った食材は、朝ごはんに回す)
朝ごはん

朝から豪勢な食事
朝から焚き火で飯盒炊飯をした。
早朝から火起こししてくれた、Gさんに感謝。
〆に、プリンも食べる。

ノウナシ滝へ散歩
食べ過ぎもあって、消化の為ノウナシ滝へ空荷で行く。

セイタカスギゴケ
苔や原生林がとてもいい。
この界隈は原生林が残され、ほんと良い場所だな。
ノウナシ滝

ノウナシ滝35m(道標あり)

綺麗な釜がある
やっぱり釜は、こうでなくちゃ(笑)

原生林
滝を隠すくらい大きな木が立ち並ぶ。
ここもサワグルミが多く、あちらこちらに実が落ちている。
ノウナシ滝を堪能したので、再び来た道を戻って行く。
幕営地へ着き、ザックを回収し下山開始する。

ナメ滝L20m

5m滝
ここは飛び込んだ。
お二方は左岸を巻く。
釜滝

釜滝
再び戻ってきた。
後ろ姿の自分が、撮っているのは・・・

釜に飛び込むGさん
右滝の上にも小釜があるんだな。
しかも釜が綺麗(曇って分からんけど、、)。
滑り台(滝)を楽しみながら、下山する。

積み石
器用に高く積まれている。

緩い場所も滑り台(笑)
逆に立って下りると、ヌメりで滑って危険が伴う。
赤鍋ノ滝

滑り台
釜へとダイブするYさん。

無邪気に遊ぶNR
ナメ滝L8m 高見淵

いやっほぉ~~~(NR)
滑降ラインが左過ぎて、岩に激突しそうになった。。
それを見て、お二方は右からスタートした。
教訓として、「滑り台を下り着水の際は、鼻から息を出す」。
そうじゃないと鼻に水が毎回入る。。

河原歩き
右岸に鉄製の桟道がある。
昔は、飯場跡まで綺麗な道があったんだろうか。
今は崩落や落石で通れる状態ではない。
往路も泳いだところは、復路も泳ぐ。
トガ淵手前から、林道へ上がって終了。

関西起点 沢登りルート100(山と渓谷社)
9年越し、表紙のような綺麗な釜滝を拝めた。
10年以上前に買った本。
色々落書きをしており、手放さなかった沢本。
再び本を見る日が来るとは、夢にも思わなかったな。
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結び
距離が程よくて、水も綺麗で、沢泊にはおすすめな谷。
さらに安全な滑り台があって、下降も楽しめる。
なんだかんだで2週連続、沢泊できて感謝しかない。
ありがとうございました。