南伊勢にある局ヶ頂を歩いてきた。
今日は南伊勢にポカポカハイキングしにきた。
— NR (@NRMeizin) January 14, 2024
海と山を楽しめる。
志摩半島恐るべし❗ pic.twitter.com/YZpiqqjvVV
〆は來來憲南伊勢店のトンテキでした。久々コテコテソースにニンニク絡めてのトンテキは美味しかった。
— NR (@NRMeizin) January 14, 2024
海が綺麗な、南伊勢でした。 pic.twitter.com/VJMkhD7ReP
局ヶ頂とは
南伊勢町にある、標高311mの山である。
女官を意味する「局」(つぼね)。
読めない漢字だな。。。
伊勢にある「局ヶ岳(1.029m)」と兄弟なのか?
南伊勢町の沿岸には、約800年前平家の子孫が移り住んだとされる。
そして「竈方(かまがた)」の集落が点在する。
竈は、塩を焼く竈(かまど)で昔平家の落人達が塩を作り生計を立てていた。
竈方集落
・新桑竈(さらくわがま)
・棚橋竈(たなはしがま)
・栃木竈(とちのきがま)
・大方竈(おおかたがま)
・小方竈(おがたがま)
・道行竈(みちゆくがま)
・相賀竈(おうかがま)現在は相賀浦
・赤崎竈(あかさきがま)1854年津波で流され廃村
これらをまとめて、「八ヶ竈」と呼ばれている。
これらの集落には、小川が流れ、薪を得る為山に近い共通点がある。
登山ルートは、「道行竈」「相賀竈」のルートがある。
今回は、局ヶ頂の東に位置する相賀竈からのルートを選択した。
そもそも何でここに来たのか・・・
↑去年の年末に志摩半島を山サイしていた
そんな時登山者の方と出会い話しをしていて、今回歩く局ヶ頂を大絶賛していた。
最初「つぼねがちょう」と言っていたから、町歩きなのかと思っていた(笑)
写真も見せてもらい、いつか歩きたいと思って早々実現しこの日に至った。
今日の装備
モンベルザックとストックと座布団と軍手
↑クラッグホッパー
相賀浦
伊勢を抜けると、南伊勢町の看板があった
朝方暗い中、これには驚く。。
大池
空が明るくなる
熊野灘
県道772号線
正面の山を県道が横切るんだが、ここら辺の海が綺麗で大好きだ
↑3年前の冬撮影
志摩半島はほんと暖かいから、冬はこの界隈によく来ちゃう!!
駐車場(1日/500円)
相賀浦漁港の横にある。
魚釣りの方も、停めている。
朝おじいちゃんが、自転車に乗って回収しにきた。
入口に集金ポストがあるので、居ない時はそちらに払うようになっている。
看板がある
階段を上って行く
海ぼうず
旧学校を使っている施設
この横を通って山へ進んでいく
防火帯
山林火事を防ぐために広げてあるのかな
振り返ると熊野灘
もう最高じゃん!!
歩いて数分で、この景色は良すぎる。
相賀浅間山
白い鳥居が見える
神社
度会山地が見渡せれる
振り返るとこれ
海が近いのはテンション上がる
偶に展望が開けて、熊野灘や度会山地を見渡す
年末歩いた山が見えて、嬉しくなる
シダ
防火帯の所は良いけど、それ以外はシダが多い。
靴下にシダが、引っ掛かりボロボロになる。。。。
スパッツ履いてこれば良かった。
あとマダニが居るみたいで、注意が必要みたいだ。
今回会うことは無かった。
熊野灘
最高の景色だ
ウバメガシのアーチが広がる
ブナ科コナラ属の常緑広葉樹
相賀浦方面を振り返る
なだらかな稜線漫歩だ
(この後、山頂に向けて急登が始まる。。)
看板
所々に看板があるので、安心感はある
常緑樹の森を抜けていく
清々しいです
山頂直下の急登をヒィーヒィー言いながら登る
局ヶ頂
山頂に到着
熊野灘を一望できる
台高山脈や大峰山脈が見える
山頂にベンチが置いてある
海を眺めながら大休止をした
度会山地最高峰の釈迦ヶ岳も見える
三角点
それでは再び歩き始める
激下り
自転車で来れるんじゃないと思っていたが、ここ自転車持ってきたら地獄を見る
山頂直下は酷いが、下りきると傾斜が緩む
ジャングルみたいだ
大台ヶ原が見える
紀伊半島の山々が見渡せるのは、とても嬉しい
断崖絶壁を歩く
心許ないトラロープがあるだけ
そこから下を見ると・・・
100m位ありそうです
落ちたら終わりだな。。
海に近い所に、道が付けてある
局ヶ頂
海がほんと綺麗だ
赤石鼻
リアス式海岸がとてもいい
海が綺麗だ
これから見えている浜辺を歩く
綺麗しか出てこない
赤石鼻
岩の上に釣り人が居て、驚いた!!
看板
網代浜(あじろ)
もうすぐで浜辺だ
良い浜辺だ
上位蜃気楼
蜃気楼が見えた。
御座白浜方面が立体的に見える。
蜃気楼を眺めながら、再び大休止をした
マーキング
海らしい(笑)
岩場を登って行く(ロープあり)
マーキング
綺麗だ
眼下に先程まで居た浜辺で、奥は赤石鼻
続いての浜辺に向かうよ
米子浜
最高すぎるな~~
↑友達に撮ってもらいました
先程の浜辺と違い、波が大きく波音に癒される
浜辺から局ヶ頂が見える
丸石が多い
マーキング
これでもかってくらいマーキングある
街道みたいに歩きやすい
この時は分からなかったが、帰宅後調べて・・
昔赤崎竈があったから、ここを人が往来に使っていたから道っぽいんだな。
実際赤石鼻周辺は、石積があったり塩竈跡があった。
お地蔵さん
赤石鼻を振り返る
上手く道(トラバース道)が付けられて、快調に進むが・・・
崩落箇所
ここほんと危険!!!
この下スパっと切れ落ちて、滑らせたら50m位下に落ちます。
この手前に分岐看板あって、地蔵経由で行った方が安全で良かったと思う。
相賀浦漁港(駐車地)が見えた
防火帯に出て、快調に下って行く
ヤシの木
なぜ一本だけあるのか
階段を下りていく
相賀(おうか)浦集落
山茶花
相賀浦集落
蔵があったりと、町並みが好きだ
細い路地裏を抜けていく
ベンチではおじいちゃんおばあちゃん達が、談笑していた
すげぇな
相賀浦漁港
ゴール
無事帰ってこれました。
來來憲(南伊勢町)
南伊勢町にある四日市トンテキを食べれるお店に寄った
四日市本店の系譜みたいである。
とんてき定食(¥1.600円)を頼んだ
とんてきのタレが美味くて、ご飯がすすむ
豚汁も付いている
とんてきは、四日市のソウルフード。
分厚い豚肩ロース肉を、ニンニクとラードで蒸し焼きする。
そこに特性ソースをからめるのが、とんてきです。
↑去年の11月以来、外で食べる。
月一回くらいは、家でもとてんきを食べる。
〆は、コンビニ珈琲呑みながら帰った
結び
標高300m位なのに、登りごたえがある局ヶ頂。
ルートが、今回約9.5km(+775m)。
山へ登って、2度浜辺に下りて、尾根を乗越していく。
アップダウンがあるので、容易では無い。
海抜0mから登って、山頂では熊野灘を一望出来るし、浜辺を歩ける。
こんな良い山は、日本中探しても中々出てこなそうな所だな。
海と山を同時に堪能出来る山だった。
ありがとうございました。