紀伊半島の台高を縦走してきた。
今日は台高を歩く。
— NR (@NRMeizin) October 5, 2024
1日雨降られないとイイな。
高見トンネルからは、満天の星空になっている。 pic.twitter.com/8TPlXJbbKD
雲海から始まり晴天かと思わせて、今は曇天。
— NR (@NRMeizin) October 6, 2024
それでも久々紀伊半島のブナの森に癒される。
やっと明神平まで辿り着き、高見峠までもう少し。 pic.twitter.com/uX95hFYQKm
高見峠へ到着。
— NR (@NRMeizin) October 6, 2024
真っ暗になる前に何とか着けた。
昼から雨降ったり晴れたりしていた。
テン泊装備で、20km程歩いた。
良いトレーニングになったし、紀伊半島やっぱええなとなった。 pic.twitter.com/hruIQ0HBy5
台高とは・・
諸説紀伊半島の定義あるが、自分は和歌山紀ノ川から三重の櫛田川より南を紀伊半島と呼んでいる。
紀伊半島は大きい。
自分が分かりやすいように、山域や地域で分けている。
①南紀
②奥高野
③大峰山脈
④台高山脈
⑤志摩半島
⑥果無山脈
⑦大塔山系
⑧紀北・尾鷲
そして今回、台高山脈は「④」になる。
台高山脈は、山脈の両端にある「大台ヶ原山」と「高見山」からそれぞれ1字ずつとって名付けられた合成地名。
ルート
スタート地点:宮の谷登山口(377m)
通過山名 :霜降山-赤嵓山-千石山-笹ヶ峰-明神岳-国見山-伊勢辻山-雲ヶ瀬山
ゴール地点 :高見峠(892m)
距離 :21.8km(+1.886m.-1.363m)
登山者 :宮の谷~明神岳まで0人。
明神岳・明神平で4パーティとすれ違う。
明神平~高見峠まで0人。
水場 :千石山手前に1箇所あり
ルート :明神平周辺は踏み跡明瞭だが、そこ以外は道標など少ないので迷いやすい。
地形図などで現在地を分かったうえで、歩くのが良いと思う。
電波(au) :明神平より北側は、比較的良好。
明神平より南側は、圏外だった。
小屋・トイレ:高見峠Pにトイレあり。小屋は無いが、明神平に東屋がある。
このルートの最高峰は、明神岳(1.423m)。
友人と車2台使って、宮の谷登山口と高見峠にデポした。
スタート
高見トンネル(奈良県側)
友人と待ち合わせする。
怖いトイレが、ぽつんとある。
pixel8aで撮影
意外に綺麗に撮れた。
満天の星空で、今日は期待できるのか。
↑先週行った、大山や蒜山は降ったり止んだりの天気だった。。。
宮の谷~赤嵓山
宮ノ谷登山口
宮ノ谷林道は、落石多くて車を降りて石を退かした(汗)。
植林を抜けると索道沿いを登って行く
正面に池木屋山が見えた
横を見ると、蓮ダム周辺が雲海になっている
朝陽が差し込む
木々が紅葉しているな
やっぱ早朝は、良い景色に出会えるね。
ブナ
久々紀伊半島に来て、やっぱ落ち着くなこの風景。
コブシ平
眺望は無い。
ワイヤーの残骸が残る
ヒメシャラ
ブナ林
二重稜線だったり、雰囲気がとても良いね。
青空平
池木屋山は雲が掛かる。
霜降山は眺望無かったので、ここで小休止でも良かったな。
霜降山頂上
眺望は無し。
ここから主稜線を北へ歩く。
千里峰
ブナ
千里峰
眺望無し。
看板
何も分からない。
歩く人が少ないんだろうな。
青空とブナ
赤嵓山
眺望は無い。。。
赤嵓山~明神岳
正面に千石山が見える
大展望
正面には大峰が見えた。
稜線に雲が掛かって微妙だけど、これでも満足だな。
千石山手前の水場
谷に水が流れていた。
浄水器有れば飲みたかったが、忘れた。。
しかしながら今日は、水3L程持っているので大丈夫。
ここが今回のルートで、唯一の水場だった。
千石山頂上
眺望は無い。
霧に覆われ雰囲気はいい。
ブナ林を歩く動画を撮った
偶にヤセ尾根が現れる
ここ落ちたら這い上がるの大変だろうな。。
ここ落ちて行ったら、奥ノ平谷(櫛田川水系蓮川)がある。
分かるだけに、右には落ちたくないな(笑)
苔と水滴
笹ヶ峰周辺
広い尾根がつづく。
とてもいい雰囲気だ。
ここら辺で、今日のルートの中間地点(まだまだです。。。)。
ツタウルシの紅葉
倒木にスポットライトが当たったかのような場所
霧がほんと幻想的。
プチ岩場
明神岳
ここで本日初めて人に出会う。
14年前に購入した、ミレーのザック。
ボロボロだけど愛着たっぷりだな(笑)
明神岳~国見山
大峰を見渡せれる
明神岳からは、道が明瞭になる
明神平
小屋(使用不可)や東屋がある。
11年前に、明神平来て以来久しぶりだ。
この時もガスだったが、今日はまだマシだな。
小屋前から金剛山など見える
ここで小休止した
電波も届くし、安心な場所だな。
↑久々使用した。
秋になり、温かい飲み物が美味しい。
営業小屋だったら、もっとここ賑わいそうだけどな
まあ静かで良いんだけど(笑)
明神平を見下ろす
何故か晴れる。
登りで背中に太陽を浴び、めちゃくちゃ暑い。。。
水無山
水も無いし、眺望も無い。
桧塚方面が望める
ウシロ嵓
歩いてきた水無山が見える。
高さ50m嵓の上で、下を見下ろすとゾッとする。
薊岳方面
国見山
眺望は無い。
国見山~高見峠
カエデやナラが多い
そして苔も多い
ナラとシダ
大木では無いが、これもまた良い雰囲気だ
紅葉があると写真に収めてしまう
苔に埋もれる道標
馬駆ヶ場
シダが広がる
針葉樹と広葉樹
西側は植林が、東側は自然林が広がる。
この辺りから北側は、植林が盛んだ。
直下に大又川と、紀伊半島の山々
馬駈ヶ辻
眺望は無い。
小池
赤ゾレ山
やっと展望ある山です!!
が、雲って見えず。。。
ここが唯一の展望あるピークだった気がする。
マツやツツジなど、掻き分けながら進む
雲ヶ瀬山方面(今から歩く稜線)
伊勢辻山
眺望は無い。
アセビが多い
伊勢辻
針葉樹と広葉樹の境を歩く
急に雨が降ってきた
雨具を着込む。
ここは雨なんだけど、北の空は晴れている
やっぱ今日も雨降るんだ。。。
先週に続き(大山・蒜山)、雨に打たれる。
ハッピノタワ
手前のハンシ山は、トラバースしていてピークを過ぎてしまった。。
ハッピノタワって、由来が気になるな。タワは峠って分かるけど。
ハッピノがなんやろうか。
植林の中を歩いていく
光が差し込む
よく分からない天気。
南タワ
眺望が良い。
白屋岳が正面に見えている。
さっきまで雨は、どこにやら。
雲ヶ瀬山
本日最後のピーク。
眺望は無い
カラマツの植林がつづく
道標
謎の三角点
P1021の北西にある縦走路にあった。
立派なヒメシャラ
沼
霧に包まれ幻想的だ
17時前、森が暗くなってくる
踏み跡もマーキングも分からず、GPSで現在地を確認し進む。
高見峠
高見峠トイレ
ゴーーール。
6時出て17時到着で、11時間行動だった。
天気良ければ、高見山まで行こうと思ったがガスガスなので諦めた。
結び
静かな北部台高縦走路。
そしてブナの森が良かった。
特に、笹ヶ峰周辺は最高だった。
天気に関して、曇り→晴れ→曇り→晴れ→曇り→雨→曇りだった。
ほんと目まぐるしく変わる天気だった。
テント泊装備で歩いたのは、2016年1月以来8年振り。
次の日は、全身筋肉痛だらけだった。。
久々歩いて、装備の見直しなど考えさせられ良い一日でした。