白山を縦走してきた。
白山縦走2日目。
— NR (@NRMeizin) October 12, 2024
朝からトマトリゾットを食べる。
霜柱が沢山。
氷点下か。。。
室堂に到着し、ぼちぼちと白山山頂へ日の出を拝みに行く。 pic.twitter.com/HuXz6uRMDf
白山山頂より素晴らしい日の出を拝めた。
— NR (@NRMeizin) October 12, 2024
北縦走路に向かって歩いていく。 pic.twitter.com/fPLvhT98mP
白山北縦走路。
— NR (@NRMeizin) October 13, 2024
お花松原周辺紅葉見頃を迎えている。
奥には、御嶽山と乗鞍岳が仲良く見えている。
最高。 pic.twitter.com/9kOvGs31Qi
白山縦走2日目。
— NR (@NRMeizin) October 13, 2024
時間アウトでビバークした。
(水は2人で6L担いでいた)
白山を眺め食べる角煮丼は格別。
熊糞だらけど、白山北縦走路最高。 pic.twitter.com/akVNkexcnE
前回からの続き
ルート
【2日目】
スタート地点:南竜野営場(2.070m)
通過山名 :白山(御前峰)-間名古の頭-念仏尾根
ゴール地点 :念仏尾根(1.775m)
距離 :18.9km(+1.080m.-1.421m)
コースタイム:10:20
水場 :南竜野営場・室堂・ゴマ平避難小屋周辺・シンノ谷
小屋・トイレ:室堂ビジターセンター・ゴマ平避難小屋
ルート :地獄覗まで登山道歩きやすく、分かりやすい。そこから笹の刈込なくて歩きづらい。
間名古の巻きなど落ちたら危ない箇所多い。
三俣峠位から、熊糞とても多い(要注意)
電波(au) :南竜山荘・室堂周辺・御前峰周辺・お花松原周辺
登山者 :室堂より御前峰まで300人くらいは居た気がする。
北縦走路はスライド10人。出会った登山者5人程。
朝食
先ずはココアで落ち着く
朝1時起床。
3時に出発して、日の出を白山山頂(御前峰)で拝むため早起きした。
チーズリゾット
テントはパリパリしていた。。
氷点下か(汗)
昨日濡れた靴と靴下を履いて、出発する(沢登りを思い出す。。)
ネオプレンソックスを、持ってこれば良かったと後悔する。
南竜ビジターセンター
2時半。だいぶ早いな。。
気温は9℃。
外はもっと寒い。
靴も靴下も濡れて、心底冷える。
手袋も、軍手しかない。
ダメな登山者だな。
白山へ向け、のんびりと歩き始める。
トンビ岩
南竜野営場が見えた
奥には岐阜市内の夜景だろうか。
霜柱
サクサクと踏みながら進む。
歩いても歩いても、靴下びしょびしょだから温まらないな。
室堂に着くが、ビジターセンターは閉まっている(ちーーーん)
センター前で、待機する。
ザックカバーを体に被せたら少し温かい。
ほんとはテント被りたいけど、テント濡れてるから使えんし。。
御前峰まで、40分なので頃合いみて出発する。
気付くと大行列になっている。。
これが白山なのかと、驚いた。
白山(2.702m)
水溜まりは氷が張っている
何度も言うけど、靴下までびしょびしょだからほんと寒いです(笑)
山頂いたら「今日は暖かいね」とか聞こえたけど、上下雨具+フル防寒具着込んでも震えるほど寒かった。
誰も居なかったので、山頂道標を撮った
下から何百人と登ってきているから、この一枚は貴重だよね。
そして1時間後に、日の出時刻を迎える。
それまで特等席(東端)で、寒さに耐えながら陣取る(笑)
登山道が光の道となり、これもまたいい
西の空赤くなってきた
オレンジへと変わる
多くの人が見つめる
黄金色へと変わる
素晴らしいの一言
乗鞍岳の右に太陽が昇った。
剣ヶ峰方面
そして今から歩く北縦走路(右)も見える。
山頂道標行列
やっぱり(笑)
室堂方面
山頂から初めてこんな絶景見れた。
昨晩泊まった、南竜野営場も見えた。
御前峰
マジックアワーを楽しんだので、ぼちぼちと歩き始める。
剣ヶ峰
大汝峰
御前峰
翠ヶ池(みだりがいけ)
手前に北縦走路が見えて、奥には北アルプスの山々が見える。
そして青い池が、ほんと良い。
日向ぼっこしがてら小休止した
剣ヶ峰(左)・御前峰(右)
お陰で、靴下も靴もだいぶ乾いたぞーーー(再び濡れる。。)
北縦走路(中宮道)
北縦走路がよく見えている
景色が良すぎて進まんな。。
歩く道が見えている
お花松原
黄葉が見頃。
右に御嶽山、左は乗鞍・北アルプスになる。
振り返ると、ナナカマドも紅葉している
大きなジャンプ台があった(笑)
白山東面台地
振り返ると、剣ヶ峰(左)・大汝峰(中央)が見渡せれる
地獄尾根
名前からして恐ろしいな。
日本海も見えている。
東面台地
北縦走路
ソロの方が抜いていかれた。
日帰りで北縦走路を行くみたいだ。
凄いな。
振り返ると白山の山々が見える
自分の背位あるハイマツ帯(視界が悪い)
北弥蛇ヶ原
三方崩山(手前)、奥には北アルプスが一望できる
白山の山々と、左に別山が見えた!!
昨日青空の別山見れなかったから、素直に嬉しい。
眼下に鳩谷ダムが見えた
眺望良いので、ここで再び大休止した。(1時間弱)
今後の計画を考えた。
ゴマ平避難小屋で泊まる予定だったが、時間的にかなり余裕が出来ている。
3日目の行程を少なくしたいのもあって(次平行きたい)、避難小屋を通過することに決めた。
そうと決まれば、のんびりはしてられないので歩き始めた。
気持ちが良い稜線がつづく
紅葉がきれいだな
地獄覗
いい尾根だな(歩きたくなるね)
ダケカンバ・ブナ・シラビソが乱れる
うぐいす平
笹原が広がる(通過)
笹が刈り払われほんと有難いな~~~と話していたら・・・・
うぐいす平過ぎたら、刈り払いは終わった(ちーーーん)
ここからは、歩きにくい道へと変貌した。
これでこそ北縦走路だな(笑)
間名古の頭
岩壁だな。
ロープが出てきた
ということは・・・危ない箇所です。
ダケカンバが良い感じ
間名古のトラバースを終えた
スパッと切れてる所をずっとトラバース。
濡れてるし、嫌な時間だったな。
間名古の壁を横目に歩いていく。
オオシラビソがいいね
三俣峠に到着
振り返ると白山が見える
白山山上は雲があって暗いな。
ブナの黄葉
ゴマ平避難小屋(1.850m)
2階建ての避難小屋。
トイレも水場も近くに有る。
定員8人が良いかなと思う。
昨晩は8人宿泊され、今晩も6人宿泊されていたみたいだ。
小屋を覗くと、一人の方が居られた。
少しお話し小屋を後にした。
小屋窓からの景色
自然林に囲まれた小屋で、また機会があれば泊まってみたいね。
水場
小屋から直ぐの場所にある。
やらしいトラバース道
地面は濡れており、再び靴はびしょ濡れになる。。。
白山スーパー林道が見えた
今から歩く念仏尾根が見えた
藪の中を歩いているみたいだ(藪が伸びている)
小屋周辺から、熊糞がほんと増えてきた。
(黄色さん曰く、32個あったみたいです。。)
自分も50個位見た気がする。
念仏尾根歩かれる方は、熊に注意してください!!
そんなこともあり、「登山道=熊の散歩道」になっている。
ずっと熊鈴や、ホイッスルや、音楽を流していた♬
振り返るとオオシラビソが立派だ
支谷を3つほど横切って行く
シンノ谷鉄橋
ビバークに備え、水を4.5L汲んだ(生水飲んだが、腹痛無し)
二人で6L水を準備した。
今晩の夕食・明日の朝食・明日の行動水を含めて。
今旅一番重くなったな。。
再び登りが始まる
岩の部分見えるのが、間名古の頭
光が当たっている部分が、三俣峠
右側の影部分が、ゴマ平避難小屋から下りてきた尾根。
肩に乗った
良い稜線だ
振り返ると三俣峠が見える
間名古の頭の左は、大倉山だろうか。
雲に隠れているが、白山も見えるはずだ。
リンドウ
稜線上に熊は居ないと思ったけど、普通に沢山落ちている。
多い時は、10m間隔であったりする(滝汗)
いつ出てもおかしくないな。。
鳩谷ダムの奥は、猿ケ馬場
妙法山が近づいてきた
左には、笈ヶ岳(おいずる)・大笠山が見える
妙法山
笹の中に池がある
怖くて通過(熊が居そう)
妙法山(1.775m)
妙法山山頂
日没迫るので、ここでビバークとした。
山頂ビバークって、11年振りだな。
北アルプスの前穂岳で、ビバークして以来だな。
振り返ると歩いてきた念仏尾根
そして奥に白山が見えた
夕食
湯:味噌汁
前菜:春雨スープ
主菜:チーズハンバーグ
主食:角煮丼
点心:抹茶プリン
白山を眺めながらの夕食は格別であった
ごちそうさまでした。
三方崩山(手が入っている。。)
目の前に三方崩山だけど、こっちから見る山容は優しいな。
日が沈むと気温が一気に下がり、辺りは静寂に包まれるzzz
結び
4回目にして、初めて晴れ渡った白山を見ることができた。
そして北縦走路は、とても静かな山歩きが楽しめる。
念仏尾根でビバークもいい経験でした。