【グラベル・山サイ】台高山脈の林道・古道(2日目)「海と山と道」

グラベル

台高山脈へ山サイクリングでテント泊をしてきた。

前回からのつづき

ルート

2日で、65.2km(+2.332m)
1日目は、約50km程で終了。
2日目は、約15km(+254m.-1530m)。
あとは基本下るだけだし、昼には下山完了できるだろうと思っていた。。。

夜中・・

雨が降り続く。。
浸水しているかなと思って確認したら・・

濡れていた。。

なんでだろうとと朝確認したら・・

グラウンドシートとシェルター1がズレてた

ズレてグラウンドシートの上に水が溜まり、シェルター1が濡れていた。
ペグダウンとかしたら良いんだけど、面倒くさいしそもそもペグ持って来ていない。
グラウンドシートが破れたのかなと思ったけど、そうじゃないから安心した。

あと・・
寝床付近は、獣の通り道みたいで夜中は賑やかだった。
鹿がよく鳴いているし。
猪がよく走っていた。
ドッドッドッドッと地響きが近づいてきて、近くまで来たらテントに気付いて再びどっか行く。
テントに向かって、猪突猛進されるかと思った(笑)
熊は居なかったと思う。
過去のレポ見た時に、この界隈はよく熊が出没するみたいだ。
そんなかんだで、夜7時から朝5時くらいまでよく寝れたzz

朝食

函館しおラーメン(ダイソー)

出来上がり

チーズリゾットも作ろうかと思ったけど、昨晩食べ過ぎてらーめんだけで良いかなと思った。

残り750㎖

2500㎖汲んで、1750㎖消費した。
今日は水場まで、750㎖の行動水。
もう1000㎖あった方が安心だったかもな。
幸い曇天で涼しいから、十分大丈夫だろう。

スタート

サワフタギ

稜線よく咲いていた。

峠からの眺望

基本真っ白なんだけど、時折雲が取れる。
昨日は真っ白で、何も見えなかったから少しでも見えてホッとする。

それでは今日もよろしくお願いします

朝一番担ぎからはじまる

稜線

雰囲気がいいね

ピーク

真っ白。。。

絶対に景色良いはずだから、待つことにする。

雲が無ければ熊野灘が見える(薄っすらと見えている)

晴れ待ち

やっと晴れた(一瞬)

↑風が気持ち良く、しばらく晴れを待つ・・・

やっと晴れた(一瞬)

山抜けもエグイな。。

昨晩の幕営地

一本桧が良く見える。

雲が取れるたびに写真撮ってる(笑)

一本桧

どんどん昨晩の幕営地が遠ざかる。

ナラの二次林が多い

古道

道が上手く付けられ有難い(アップダウンが少ない)。

エゴノキの落花

峠に到着した

相変わらず森の雰囲気がいい

水場

峠から徒歩4分。

この谷を下降していくと、大滝になるから凄いよね

エゴノキかな??

こんな大きくなるのか??
取り敢えず白い花が綺麗だ。
ここで幕営しても良いだろうな(水場近いし)。
ゆっくりしたいけど、先へ進む。

ワイヤー跡

3年前も同じ写真撮っていた(笑)

↑前回の写真
これを見ると、今回は良い感じの構図で撮れた気がする。

展望所①

大峰山脈は見えないけど、眺望はいい

薄っすらとは見えている(肉眼)

歩いてきた道を振り返る

昨晩の幕営地「一本桧」が見える

そして昨日から歩いてきた山々が見えて感慨深い。

朝の曇りから、想像もつかない天気になってくれたな

森がいい

ブナやヒメシャラが良い感じだ。
前回はトラバース道を進んだ。
今回は稜線を進むことにした。

展望所②

おーーーーーやべぇーーー

奥右に見える山から上がってきて、奥正面の山に上がり、そこから稜線を歩いてきた。
この一枚で、2日間進んできた道が分かった。
高揚が止まらない。

大滝が見える

250m近くある大滝も、この山ではほんとちっぽけだな。。

ここで歩いてきた道を眺め大休止する

風がとても気持ちいいな

飛行機雲

今晩から再び天気は下り坂。
今晴れているから有難いね。
ぼちぼち進むか。

ブナがいい

道を手入れしてくれている(感謝)

海と町が見下ろせた

下界は天気良いね。
久々人工物見たね。

植林地帯に突入

谷へ激下り。。。

谷下降

桧がデカい

谷が見えた(ここから地獄のはじまり)

ブッシュ

人が通るだけなら良いけど、愛車が居るんで。。
想像以上に体力消費。。
先程までの涼しい稜線と違い、もう既に蒸し暑い。

一休み

トラバース道

歩きやすければ良いんだけど、、、
めちゃくちゃ悪い。
有難くロープなどがある。
自転車無ければ、、、

高巻き

歩くだけならしっかりした道がつづく。
安定している。
ただ自転車有ると(笑)

渡渉点

古道

右岸は、趣きある道が残る。

石階段に苔がいい

桧の巨木が多いね

石積壁

トロッコ道

レールや枕木が敷かれる。
すごいな。
ここだけは、形が今尚残っていた。

朽ちかけの木橋

3箇所ほどあったけど、どれも朽ちかけで渡るのに怖かった。。。

ツツジが咲く

・・そして古道が終わる。

谷でクールダウン

冷たくて気持ちが良い。

穏やかな河原

高巻きしたから谷の様相は分からないけど、滝マークあるからそこそこ面白い谷だと思われる。

林道

〆に林道を下って行く

現役林道

木材置場

ということは・・

走りやすい道がつづく

綺麗な谷を横目に下って行く

あと少しだ

振り返る

無事下山。
2日間楽しませていただきました。

まとめ

装備

↑春に使って以来、夏にも使ってみた

夏でも全く不快無く使える!!
背面の生地に汗で濡れた感じも皆無。

ガス缶消費

184g ⇒ 168g(16g)

ワイヤーネット(ダイソー)

廃チューブでザックを縛るのも完壁だった。
林道25㎞走っても、ザックがズレることも無かった。
ストックをザックとネットの間に挟むことも、忘れずにしたい。

自撮り棒(ダイソー)

分かったことは・・・

自撮りは大変だ(笑)
リモコンとかでやれば良いかもしれないけど、、、
そして「テイク2」は、絶対無い(諦める)。

結び

3年前にルートを構想し、遂に実現できた。
「海と山と道」を楽しめる、満腹ルート。
とても辛かったけど、喜びは一入だった。
装備なども、行くまでに試行錯誤を重ね辿り着いた。
何一つ不足もなく、余分も無かったと思う。
また紀伊半島で、面白そうなルートを探す旅がはじまるね。

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