【沢登り】正沢川支流 幸ノ川(中央アルプス)

山歩き
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中央アルプスの幸ノ川へ行ってきた。

ルート

距離:7.9km(+1065m)

木曽駒ヶ岳 コガラ登山口駐車場(1.330m)~入渓(1.600m)~幸ノ川~脱渓(2.400m)~7合目避難小屋~駐車場

遡行する3日前(7/17)に紀伊半島・東海地方で大雨が降った。
気象庁データで見ると、180mm/日以上だった。
転身せざるをえなく、大雨でも行けそうな「幸ノ川」へと決まった。

過去2011年に、訪れて以来14年振り2回目の遡行となる。
沢と言えば紀伊半島ってな感じで、あまり他の沢へ行かない自分。
2017年 越百川を最後に中央アルプスは、来ていない。

2011年は大雨警報出ている時に遡行して、滝大巻したり曇天の記憶しか残っていない。
そして人生でアルプス(高山)に初めて行った日でもあった。
その時の日記に、2.400mで自己最高の標高と書かれている。
初めて雲海とかも見て、高揚していた。
更にGさんと2人で沢行くのも初めてで、何もかもが初めて尽くし。

そんなかんだで、新鮮な気持ちで現地へ向かった。

前回の備忘録

先週の備忘録

今年は、4回目となる。
そして4週連続、沢登りとなる(笑)

装備

【ギア類】
ザック    :K2プラス(マジックマウンテン)
ザック背面  :風呂マット
靴      :TXキャニオン(スポルティバ)
ヘッデン   :アクティックコア(ペツル)
カメラケース :ダイソー
ヘルメット  :グリベル
ハーネス   :マウンテンダックス
ビレイデバイス:ルベルソ5(ぺツル)
ビナ・スリング:適宜
バイル    :ゴルジュハンマー(ロックテリクス)
補助ロープ  :7.5mm×20m(ファイントラック)
共同装備   :ロープ30m

【下山装備】
下山靴    :息子のお古運動靴
ストック   :U.L.フォールディングポール(モンベル)
ベースレイヤー:遮熱-5℃ 冷感 クライミング 長袖 Tシャツ(ワークマン)
タイツ    :沢服(ファイントラック)

【衣類】
グローブ   :軍手
       :指切りネオプレ手袋(キャラバン)
ベースレイヤー:ドラウト エアジップネック(ファイントラック)
ウェットスーツ:フルスーツ 3mm(DIVE&SAIL)
ハーフパンツ :水陸両用ショートパンツ(ワークマン)
インナー   :TLS(ツールス)
バラクラバ  :クールシールド・デオ バラクラバ(寿ニット)
ソックス   :ネオプレンソックス(キャラバン)3mm+1mm
帽子     :ジェットキャップ(ワークマン)
スパッツ   :沢スパッツ(キャラバン)
膝パッド   :パッド付サポーター(ダイソー)
雨具ジャケット:ワークマン

【焚き火】
コッヘル   :なし
飯盒     :なし
カトラリー  :なし
鋸      :ゴムボーイ 270mm(ユーエム工業)
ライター・着火剤

【その他】
カメラ    :TG-6(OLYMPUS)スマホ(pixel8a)
スマホケース :アザーサイド
モバイルバッテリー  :10.000mAh (Anker Nano Power Bank)
GPS     :Etrex32X
タオル    :ナノタオル(ファイントラック)
浄水器    :ミニ SP128(ソーヤー) 
予備電池   :エネループプロ
腕時計    :カシオプロトレック
日焼け止め  :アネッサ・リップクリーム
股ズレクリーム:プロテクトJ1
サングラス  :クロスリンク・フラック(オークリー)
ツエルト   :ファイントラック
防水バック   :ドライバック10L(オルトリーブ)・ゴミ袋2枚
ペットボトルシャワー・バスタオル・バケツ

変更点・・
・下山が登山道なので、下山靴とストックとウェアを装備追加した。
・カムやハーケンは無し。初級沢だから要らないだろうで、置いていく。
・ロープも置いてきそうだったが、取り敢えず持って行く(何度か使用)。

メンバー紹介

Gさん

2011年5月に初めて出会う。
釜や泳ぐの好きな、Gさん。

Yさん

2014年6月に初めて出会う。
大滝登攀や沢登りや自転車好きな、Yさん。

Mくん

2014年8月に初めて出会う。
沢登り好きな、Mくん。
初段みたいですが、自分はクライミングに関してよく分からない(笑)
この日は、8年振りの再会となる。

以上自分を含め、4人で行った。

スタート

コガラ登山口

朝現地着いたら、驚愕した。
この周辺は、無料キャンプ場になっており人・車・テントでごった返していた。。。(3連休だからか)
着くなり、車の置き場に困惑した。。。
何とか草むらに突っ込み、一安心。

準備して歩きはじめる。
ウェットスーツを着て歩く・・・
入渓地点まで、距離1.7km(+270m)を歩くが、、、

暑くて汗がぼとぼと落ちてきた。
脱水症状になるかと思った(笑)
堪らずウェットスーツを上だけ脱いだ(ふぅーー)

入渓地点で早速川に浸かり、クールダウンした。
そこから遡行するが、堰堤を右から巻いて行く。
(左が楽だったかもしれない)

Gさん撮影

最初の5m滝

ここでウェットスーツを着る(笑)

Yさん撮影

3m滝

「貴重な釜」を泳いで登る。
朝は日陰で、ほんと水が冷たい(笑)

Gさん撮影

3mトイ状滝

釜泳いで、ステミングで突破する。

↑2011年8月撮影

水量多くて、さすがに突破は無理で高巻きした。

2段10m滝

左から登る。
ヌメって、出だしがやらしい。
Mくんリード譲ったが、自分が行くことにする。

Yさん撮影

プロテクション無いので(持って来ていない)、ランナウトで緊張する

Yさん撮影

30m斜滝

連瀑帯に入ってきた。

Yさん撮影

2段30mナメ滝

もう連瀑で何がなんだか分からなくなってきた。

バックに穂高連峰(右)や乗鞍岳(左)が見えるんだね(前回は曇天)

Yさん撮影

40mナメ滝

Gさん撮影

5mトイ状滝

Yさん撮影

5m簾滝

二俣(1.850m)

右俣の滝が迫力ある(右俣へ進む)

3段20m滝

容易に巻ける。

Yさん撮影
Yさん撮影

10m滝

水線の左を登る。
日差しが暖かく、水線が気持ちが良い。

振り返ると穂高連峰が見渡せれる

穂高連峰の槍ヶ岳も見えている。
その左は、笠ヶ岳。
久々北アルプスを見たな~。

Yさん撮影

30m斜滝

右側を登る。

二俣(2.000m)

左俣を進む

Yさん撮影

10m滝

Yさん撮影

8m滝

この滝で、今日一番のシャワークライミングを堪能した(笑)

2条8m滝

ここは左から登る。

5m滝

シャワークライミング。

Yさん撮影

10mナメ滝

Yさん撮影

8mナメ滝

上部がスタンス乏しく、ヌメヌメでヒヤッとする。
これにて、大きな滝は終わった。

振り返ると乗鞍岳と穂高連峰

だいぶ雲出てしまったけど、良い景色だな。
眼下には、スタート地点の無料キャンプ場が見える。
あとは2.400m地点の登山道(福島Aコース)まで登るだけ。

登山道(福島Aコース~福島Bコース)

幸ノ川と福島Aコースが交差地点に到着(木の梯子がある)

そこから登山道を歩く。
途中崩落箇所あるけど、快適な道。
避難小屋に着くと、現在「福島Aコース 通行止め」みたいです。。
因みに福島Aコースの起点は、キビオ峠。

7合目 避難小屋

ソーラーパネルもあり、綺麗に管理されている(感謝)。
14年前も、ソラーパネルあって中も外も綺麗だった。

麦草岳

岩の上から麦草岳が見えた。
幸ノ川の源頭。
稜線は、ガスガス。。

乗鞍岳と穂高連峰

高山歩いている気分だな。
眺望は、ここだけであとは樹林帯をひたすら歩いて下りて行く。

4合目半 力水

ジャバジャバの水場を期待していたけど、ちょろちょろで飲む気が失せた。。(笑)

入渓地点へ無事戻ってきた

結び

14年振り幸ノ川へ戻ってきた。
曇天で何も見えず、水量多くて楽しむ余裕も無かった気がする。
しかし今回は、4人でわちゃわちゃ水と戯れながら楽しく遡行できた。
真夏だけど、シャワークライミングすると手先とか寒さで痺れてくる。
沢登りはいいぞ(笑)

ありがとうございました。

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