中央アルプスの幸ノ川へ行ってきた。
今日は中央アルプスの幸ノ川へ沢登りしてきた。
— NR (@NRMeizin) July 20, 2025
天気にも恵まれ、とても楽しく過ごせた。 pic.twitter.com/fDbRAzd3k5
ルート

距離:7.9km(+1065m)
木曽駒ヶ岳 コガラ登山口駐車場(1.330m)~入渓(1.600m)~幸ノ川~脱渓(2.400m)~7合目避難小屋~駐車場
遡行する3日前(7/17)に紀伊半島・東海地方で大雨が降った。
気象庁データで見ると、180mm/日以上だった。
転身せざるをえなく、大雨でも行けそうな「幸ノ川」へと決まった。
過去2011年に、訪れて以来14年振り2回目の遡行となる。
沢と言えば紀伊半島ってな感じで、あまり他の沢へ行かない自分。
2017年 越百川を最後に中央アルプスは、来ていない。
2011年は大雨警報出ている時に遡行して、滝大巻したり曇天の記憶しか残っていない。
そして人生でアルプス(高山)に初めて行った日でもあった。
その時の日記に、2.400mで自己最高の標高と書かれている。
初めて雲海とかも見て、高揚していた。
更にGさんと2人で沢行くのも初めてで、何もかもが初めて尽くし。
そんなかんだで、新鮮な気持ちで現地へ向かった。
前回の備忘録
今年は、4回目となる。
そして4週連続、沢登りとなる(笑)
装備
【ギア類】
ザック :K2プラス(マジックマウンテン)
ザック背面 :風呂マット
靴 :TXキャニオン(スポルティバ)
ヘッデン :アクティックコア(ペツル)
カメラケース :ダイソー
ヘルメット :グリベル
ハーネス :マウンテンダックス
ビレイデバイス:ルベルソ5(ぺツル)
ビナ・スリング:適宜
バイル :ゴルジュハンマー(ロックテリクス)
補助ロープ :7.5mm×20m(ファイントラック)
共同装備 :ロープ30m
【下山装備】
下山靴 :息子のお古運動靴
ストック :U.L.フォールディングポール(モンベル)
ベースレイヤー:遮熱-5℃ 冷感 クライミング 長袖 Tシャツ(ワークマン)
タイツ :沢服(ファイントラック)
【衣類】
グローブ :軍手
:指切りネオプレ手袋(キャラバン)
ベースレイヤー:ドラウト エアジップネック(ファイントラック)
ウェットスーツ:フルスーツ 3mm(DIVE&SAIL)
ハーフパンツ :水陸両用ショートパンツ(ワークマン)
インナー :TLS(ツールス)
バラクラバ :クールシールド・デオ バラクラバ(寿ニット)
ソックス :ネオプレンソックス(キャラバン)3mm+1mm
帽子 :ジェットキャップ(ワークマン)
スパッツ :沢スパッツ(キャラバン)
膝パッド :パッド付サポーター(ダイソー)
雨具ジャケット:ワークマン
【焚き火】
コッヘル :なし
飯盒 :なし
カトラリー :なし
鋸 :ゴムボーイ 270mm(ユーエム工業)
ライター・着火剤
【その他】
カメラ :TG-6(OLYMPUS)・スマホ(pixel8a)
スマホケース :アザーサイド
モバイルバッテリー :10.000mAh (Anker Nano Power Bank)
GPS :Etrex32X
タオル :ナノタオル(ファイントラック)
浄水器 :ミニ SP128(ソーヤー)
予備電池 :エネループプロ
腕時計 :カシオプロトレック
日焼け止め :アネッサ・リップクリーム
股ズレクリーム:プロテクトJ1
サングラス :クロスリンク・フラック(オークリー)
ツエルト :ファイントラック
防水バック :ドライバック10L(オルトリーブ)・ゴミ袋2枚
ペットボトルシャワー・バスタオル・バケツ
変更点・・
・下山が登山道なので、下山靴とストックとウェアを装備追加した。
・カムやハーケンは無し。初級沢だから要らないだろうで、置いていく。
・ロープも置いてきそうだったが、取り敢えず持って行く(何度か使用)。
メンバー紹介

Gさん
2011年5月に初めて出会う。
釜や泳ぐの好きな、Gさん。

Yさん
2014年6月に初めて出会う。
大滝登攀や沢登りや自転車好きな、Yさん。

Mくん
2014年8月に初めて出会う。
沢登り好きな、Mくん。
初段みたいですが、自分はクライミングに関してよく分からない(笑)
この日は、8年振りの再会となる。
以上自分を含め、4人で行った。
スタート

コガラ登山口
朝現地着いたら、驚愕した。
この周辺は、無料キャンプ場になっており人・車・テントでごった返していた。。。(3連休だからか)
着くなり、車の置き場に困惑した。。。
何とか草むらに突っ込み、一安心。
準備して歩きはじめる。
ウェットスーツを着て歩く・・・
入渓地点まで、距離1.7km(+270m)を歩くが、、、
暑くて汗がぼとぼと落ちてきた。
脱水症状になるかと思った(笑)
堪らずウェットスーツを上だけ脱いだ(ふぅーー)
入渓地点で早速川に浸かり、クールダウンした。
そこから遡行するが、堰堤を右から巻いて行く。
(左が楽だったかもしれない)

最初の5m滝
ここでウェットスーツを着る(笑)

3m滝
「貴重な釜」を泳いで登る。
朝は日陰で、ほんと水が冷たい(笑)


3mトイ状滝
釜泳いで、ステミングで突破する。

↑2011年8月撮影
水量多くて、さすがに突破は無理で高巻きした。

2段10m滝
左から登る。
ヌメって、出だしがやらしい。
Mくんリード譲ったが、自分が行くことにする。

プロテクション無いので(持って来ていない)、ランナウトで緊張する

30m斜滝
連瀑帯に入ってきた。

2段30mナメ滝
もう連瀑で何がなんだか分からなくなってきた。


バックに穂高連峰(右)や乗鞍岳(左)が見えるんだね(前回は曇天)

40mナメ滝

5mトイ状滝

5m簾滝
二俣(1.850m)

右俣の滝が迫力ある(右俣へ進む)

3段20m滝
容易に巻ける。


10m滝
水線の左を登る。
日差しが暖かく、水線が気持ちが良い。

振り返ると穂高連峰が見渡せれる
穂高連峰の槍ヶ岳も見えている。
その左は、笠ヶ岳。
久々北アルプスを見たな~。

30m斜滝
右側を登る。
二俣(2.000m)

左俣を進む

10m滝



8m滝
この滝で、今日一番のシャワークライミングを堪能した(笑)

2条8m滝
ここは左から登る。


5m滝
シャワークライミング。

10mナメ滝

8mナメ滝
上部がスタンス乏しく、ヌメヌメでヒヤッとする。
これにて、大きな滝は終わった。

振り返ると乗鞍岳と穂高連峰
だいぶ雲出てしまったけど、良い景色だな。
眼下には、スタート地点の無料キャンプ場が見える。
あとは2.400m地点の登山道(福島Aコース)まで登るだけ。
登山道(福島Aコース~福島Bコース)
幸ノ川と福島Aコースが交差地点に到着(木の梯子がある)
そこから登山道を歩く。
途中崩落箇所あるけど、快適な道。
避難小屋に着くと、現在「福島Aコース 通行止め」みたいです。。
因みに福島Aコースの起点は、キビオ峠。


7合目 避難小屋
ソーラーパネルもあり、綺麗に管理されている(感謝)。
14年前も、ソラーパネルあって中も外も綺麗だった。

麦草岳
岩の上から麦草岳が見えた。
幸ノ川の源頭。
稜線は、ガスガス。。

乗鞍岳と穂高連峰
高山歩いている気分だな。
眺望は、ここだけであとは樹林帯をひたすら歩いて下りて行く。

4合目半 力水
ジャバジャバの水場を期待していたけど、ちょろちょろで飲む気が失せた。。(笑)

入渓地点へ無事戻ってきた
結び
14年振り幸ノ川へ戻ってきた。
曇天で何も見えず、水量多くて楽しむ余裕も無かった気がする。
しかし今回は、4人でわちゃわちゃ水と戯れながら楽しく遡行できた。
真夏だけど、シャワークライミングすると手先とか寒さで痺れてくる。
沢登りはいいぞ(笑)
ありがとうございました。