鈴鹿山脈を縦走してきた。
曇天の中、石榑から大貝戸まで鈴鹿山脈を縦走していた。
— NR (@NRMeizin) September 17, 2023
晴れたのはほんの数分。
雲のお陰で涼しく歩けた。 pic.twitter.com/HvRtzxh5gp
過去の記録
2013年4月に宇賀渓キャンプ場から竜ヶ岳~藤原岳まで歩いていた。
全く記憶に無く、記録を遡っていたら見つけて自分でも驚いた。。
約10年振りに歩くことになる。
今回は、石榑峠からスタートし竜ヶ岳~藤原岳~大貝戸を歩く計画を立てた。
スタート(石榑峠)
友人と歩くため、車一台を大貝戸登山口にデポしてきた。
下界は晴れていたが、峠まで来るとガスに包まれる
残暑厳しい9月中旬
風が吹いて涼しい
石榑峠バイオトイレ
立派なトイレが建てられている
有難い
急登を登っていく
ガレ場
重ね岩
ここからの眺望が良いんだけど。。。
肩まで上がる
霧は濃くなるばかり、、、
山頂方面
山頂手前で崩落あり、有難くも迂回路が作られている
23年8月の大雨で崩落したいみたいだ
竜ヶ岳(1.099m)
山頂
↑20年10月撮影
息子と歩いた。
きれいな笹原を歩けるんだけどな。
風も吹いて寒い
↑20年10月撮影
山頂に着いたら晴れてきて良い景色だった。
視界ゼロの中、もくもくと歩いております
紅葉が始まっているのかな
治田分岐
苔
ヤセ尾根を進む
セキオノコバ
鈴鹿の日本庭園と言われる
西尾先生の本
少し話は逸れるが、西尾先生の本に魅せられた一人である。
幼いころから鈴鹿山脈を見てずっと育ってきた。
病気をし健康のためにも、近い鈴鹿山脈を歩き始めた。
ある時出会った方に、西尾先生の本を勧められた。
最初は文字だらけで、つまらない本だなと思っていた。
しかし読んでいく度に、鈴鹿の山と谷が調べ尽くされた本だと分かった。
気付けばこの本は、自分のバイブルとなっていた。
全6巻あり、今も綺麗に保管している。
最高峰が御池岳(1.247m)と、分類では低山とされている。
しかし冬には北西の風により多くの雪をもたらしてくれる。
そして低山ならではの、人と密接な関係で時を刻んでいく。
廃村や炭焼き跡など、鈴鹿山脈に点在している。
四季を通して、遊べる山が近くにあるのはとても有難いです。
セキオノコバも本で調べると、詳しく書かれている。
セキ・・奥まった小広い地
オ・・・尾(後ろ)
コバ・・焼き畑などに使われる地名
二重山稜が美しい
池が点在する
久々ここを歩けて、とても高揚した
雲が流れていく
ガスで分かりづらい縦走路
標高を下げると雲が取れた
標高高い所だけが、雲に覆われている
下界が見える
下界は、晴れているみたいだ
竜ヶ岳を振り返るが、雲の中、、、
治田(はった)峠
峠まで下ってきた
太陽が出てきた
一気に明るい森へと変わる
藤原岳へと向かう
歩いてきた尾根を振り返る
ブナ
ブナが増えてきた
錆び付いた道標
天狗岩が見えている
晴れを期待して急登を登っていく
真正面に藤原岳山頂が見えた
踏み跡薄い登山道をトラバース
下を見ると・・・
落ちたら。。。
気を引き締める
立派なブナ
振り返る
マジで急登だ。。
足場悪いし。
肩に出た
岩の露出がやらしい
カレンフェルト
雨水によって容食された石灰岩が柱状に立ち並ぶ。
山上は、ガスに包まれたり取れたりと色んな景色だ
藤原山荘方面
振り返る
山頂
人が見えた
藤原岳(1.144m)
山頂
ガスっている。。
珈琲タイム
雲が取れるのを待ちがてら、湯を沸かしのんびり待つことにした。
1時間過ぎても、雲が取れることは無かった。。
登山道脇の苔が良い
山頂も記録見ると、10年振りみたいだ
藤原山荘は、行くけど山頂へはほんと行ってなかった。
とても新鮮だった。
昔は笹が凄かったけど、今は笹なんて皆無だ。
竜ヶ岳もそうだが、笹原が復活してくれたら良いな。
藤原山荘とトイレ
どちらとも有難いです
アケボノソウ
下界はやっぱり晴れてるんだな
惰性で下りていく
時折休憩を挟みながら
神武神社
大貝戸登山口すぐそばにある神社
登山口休憩所
到着した。
車を回収しに行く
三岐鉄道
鈴鹿山脈の稜線は、ガスに覆われていた
石榑峠
西の空は明るい。
そんな日もあるさ。
結び
10年振りの竜~藤原を歩いた。
常に新鮮で、とても楽しかった。
残念なことは、もう少し雲が無くて眺望良ければな。。
ありがとうございました。
↑晴れていれば、こんな感じです。
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