機械式ブレーキパッド交換について書いていこうと思う。
交換はいつ?
↑シマノHPより
ブレーキパッドが、0.5mm未満なら交換
では0.5mmって、どれくらいなの??
赤で囲った、ブレーキパッド押さえバネがある
バネの厚みが、0.5mm
なのでパッドがこれ以下になると、バネとローターが干渉してしまう事になる。
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機械式ブレーキキャリパー
現在自分が使用しているキャリパーは・・・
機械式両押しディスクブレーキ
シマノから出てる機械式ディスクブレーキは、片押しで調整面倒だがこちらはとても楽だ。
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ブレーキパッドの種類
レジンパッドとメタルパッドがある。
自分は、B05Sを使っている。
買った当初はB03Sを使用していたが、パッドがみるみる減って何回か交換した。
B05Sに変わってから、激的に交換周期が伸びた。
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ローターとパッドの互換性
自分が使っているパッドとローターが、正しい組み合わせか確認も忘れずに。
↑関連記事
パッド交換前
L=1.0mm・R=0.8mm
↑の写真をみたら、R側は無いように思える。
が、ノギスで測ると0.8mmだった。
シマノは、0.5mmまで摩耗したらとあるが0.7mm位で交換した方が良いと思う。
自分は自転車を洗車する際、前後輪外して洗車する。
外した時に、必ずブレーキパッドの残量を確認している。
(左)0.8mm・(右)2.0mm「新品」
パッド交換
①割ピンを抜く
パッド本体を割ピンで止めてあるので、抜き取る
赤丸で囲った箇所(テール部)を、ラジオペンチで真っ直ぐにする
輪っか部(頭)にラジオペンチの先端を差し込み、キャリパーから割ピンを抜き取る
割ピンを抜くと、ブレーキパッドが取れる
②キャリパーのパッド調整ネジ調整
赤丸で囲った箇所を、六角レンチで反時計回りに緩める。
自分の場合、両方にパッド調整ネジがあるので2箇所緩める。
③ブレーキパッドをセットする
取り出した作業と逆の作業で進めていく
・パッドをキャリパーにセットする
・割ピンを穴に通す
・割ピンのテール部をラジオペンチで曲げる
③-2 割ピン3個
パッドを購入すると、3個の割ピンが付属されている。
それぞれ長さが・・・
35.7mm・36.4mm・38.1mm
自身の使っているブレーキキャリパーに、適した割ピンの長さを選択し使用する。
(仮に割ピンが短すぎると、テールを曲げれない問題あり)
④キャリパーのパッド調整ネジ調整
ローターとパッドの隙間が、0.2mm~0.5mmになるように調整する
(写真はホイール無いが、ホイールセットして調整する)
⑤交換後の確認
タイヤを回転させ、ローターとパッドが干渉しないか確認する
もしローターが曲がっているなら、修正してあげる
曲がっていたら「ディスクローターレンチ」を用いて、軽く手直ししてあげる
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結び
前回パッドを交換してから、約10.000km走っていた。
使う環境だったりで、人によって大きく左右されるので日頃から点検したい。
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