【雑記】ハトメ加工・加水分解を対策「沢ザック仕様へ(エル キャピタン)」

雑記

ザックにハトメ加工・加水分解を対策したので書いていこうと思う。

なぜ必要か

沢登りにて、ザックを背負って遡行している。
完全防水のザックなら問題無いのだが、普通のザックは・・・
沢の中に入ると、浸水してくる。

そうなるとザックの中に、水が溜まりとても重くなる。。。

水を出してあげないと、ザックの中身も全部濡れてしまう。
それを防ぐために、ザックの下に水抜き穴が必要になってくる。

昔は、沢で使うザックすべてに「ハトメ加工」していた。

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Gさん・Mくんが使用している、「サワークライム パック(モンベル)」

底部に水抜き穴、側面にメッシュがあって、沢登り専用ザックだ。

ハトメ加工

諸説あるようですが、鳩の目みたいに見えるので「ハトメ(鳩目)」と言われる。
それでは、水抜き穴(ハトメ)を作っていこうと思う。

↑約10年前にダイソーで買い揃えた商品
(現在、商品がどうなっているのか不明)

ハトメの大きさ・・・
ボトム(底部)は、「8mm」を使用。
トップ(雨蓋)は、「7mm」を使用。

ボトムは、ザックの中に侵入した水を一気に抜くため大きめが良いと思う。
逆にトップは、あまり水に浸かることがないので、小さめでも良いかなと。

必要な物
・ポンチ
・打ち棒
・打ち皿
・ハトメ金具(オス・メス)
・金槌 or プラスチックハンマー or 木槌

①マーキング

ハトメ加工したい箇所をマーキングする。
自分の場合、左右に2箇所少し背中側。
定規などで測り、左右対称になるようにマーキングする。

②ポンチで穴を開ける

③打ち皿に、ハトメ金具(オス)をのせる

④素材(今回はポンチで開けたザック)を、ハトメ金具(オス)の上に被せる

⑤素材の上に、ハトメ金具メス(リング)を被せる

⑥ハトメ金具メス(リング)の上に、打ち棒をセットする

⑦金槌等を用いて、打ち棒を叩く

⑧完成

上手く出来ました!!

加工したザック紹介「エル キャピタン70L(石井スポーツ)」

エル キャピタン70L(石井スポーツ)

重量:2.48kg

エル キャピタン(ヨセミテ)のルートから命名されたのかな??
友人から譲り受けた、名作のザック。
バックレングスは、無階段調整可。
2気室だが、ファスナーあり1気室にもできる。
70Lで販売されたようだが、実際90L位入りそうだ。
友人曰く、2000年頃購入されたみたいだ。
サイズは、不明。
170cmの自分には、丁度良いサイズ感。

加水分解

↑加工前

何十年とずっと仕舞いこんでいたみたいだ。
譲り受けた時、ベタベタで正直触るのが。。。
そんなかんだで加水分解を、対策していこう!!

↑以前書いた自分の備忘録を参考に!!

1日以上、ザックを重曹浸けにした。
その後、タワシでゴシゴシ洗った・・・・

↑途中経過

凄く取れた!!
もうバケツの中は、真っ黒(笑)

一気に、愛着湧いてきたぞ!!

結び

新しい沢ザックも良いけど、使わなくなったザックを沢ザックにする。
リサイクルできて、とても気持ちが良い。
ハトメは登山などで落ちたらダメな物等に、加工したらとても重宝する。

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