BB交換したので、備忘録を書いていこうと思う。
BBとは
BB(ビービー)=ボトムブラケットの略
フレームのBBシェル(受け)に圧入され、クランクシャフトの回転軸の役目を担う。
BB形状
形状は3種類ある・・・
①「スレッド式」(フレームにねじ込む機構)
【JIS・イタリアン・スレッドフィット】
②「プレスフィット式」(ベアリングをカップにプリセットし、フレームに挿入する機構)
【BB86・PF30 など】
③「ベアリング直入れ式」(フレームに直接ベアリングを入れる機構)
【BB30・BB90 など】
今回は、チェックポイント(トレック)「スレッド式BB」採用しているのでの以降書いていきます。
↑エモンダ(トレック)は、ベアリング直入れ式BBを採用している
BB交換目安
・2~3年
・1万km
と言われている。
現在チェックポイント(トレック)は、6年 2万4千km程走った。
交換目安は、遥か越えている。
日常チェックで・・・
・ガタつき(ゴリゴリ)
・異音
最近自転車大掃除した時に、BBがゴリゴリのガタガタだった。。。
早速交換した。
用意する物
・BB-RS500
68mm=ボトムブラケット幅
BC =自転車規格
1.37 =ネジ径
24 =1インチの中にネジ山が24ある
デュラエース(軽量)などのBBもあるけど、自分はコスパ良いBBを使う。
・TL-FC33(シマノ)・インパクトレンチ(TONE)
着脱するための工具。
数年前に買った。
今は色んな種類が出て、アダプター付けて着脱とかほんと複雑。。。
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取付手順なので、取り外しはその逆で作業する。
ネジの向き
・左アダプター=正ネジ(時計回りに回すと締まる)
・右アダプター=逆ネジ(反時計回りに回すと締まる)
BBは、バイクの進行方向に回すと緩む。
※注意
新品は、締める(TIGHTEN)方向が書かれている。
しかし使用に伴い、締める方向の文字が消えて分からない。
取り外す際は、「バイク進行方向に回すと緩む」に従い作業する!!
あと「ペダル」と同じネジの向きと勘違いしていた(自分)。。。
・左ペダル=逆ネジ
・右ペダル=正ネジ
ペダルは、バイクの進行方向に回すと締まる。
ごちゃごちゃにならないように、注意し作業をしたい。
取付け作業
BBシェル内は汚れているので、綺麗に掃除する
そしてBBシェルのねじ山部にも、グリスを付ける。
アダプターのねじ山部にも、たっぷりグリスを塗って取り付ける
はじめは、手で締めこんでいく。
固くなってきて手では、無理だなと思うようになったら工具で締める。
アダプターは、35-50N-mで締め付ける
交換後
手で回しても、BBのガタつきが無くなり滑らかに回る。
ベアリングとグリスが馴染むまで、100km程と言われている。
だが自分は、ゴリゴリだったので試乗して直ぐに滑らかさに驚愕した。
結び
備忘録を書いて、頭の中で整理できた。
BB =バイクの進行方向に回すと緩む
ペダル=バイクの進行方向に回すと締まる
ごちゃ混ぜにならないように、忘れず覚えておきたい。