大塔山地の林道を走ってきた。
久々に本宮へ来た。
— NR (@NRMeizin) November 22, 2024
鈴鹿からずっと雨だったけど、こっちに来たら晴れてきた。
紀伊半島の林道を走ってきます。 pic.twitter.com/2SLZvTeL1J
やっぱり紀伊半島だな pic.twitter.com/RFGdUVt3XN
— NR (@NRMeizin) November 23, 2024
安川大塔川林道を走ってきた。
— NR (@NRMeizin) November 23, 2024
大杉や断崖絶壁の道や綺麗な川など楽しめた。 pic.twitter.com/qiIlGrM3dl
切通しや手掘りトンネルの連続だった。
— NR (@NRMeizin) November 23, 2024
そして断崖絶壁の林道が、また緊張感あって良かった。
そんなかんだで安川大塔川林道を一日楽しめました。 pic.twitter.com/SlkF1koLDf
前回からのつづき
ルート
走行軌跡はこんな感じ
自分はほぼルートや林道名を公表しない。
それはゲートや鎖があったりするので、、、
今回は、ルート上に通行止めやゲートも無かったので名前を出しました。
出したからと言って、安全かと言ったらそんなことは皆無でガードレールとかも無いし落ちたらリスクある。
PDCAサイクルで、安全に楽しく走ってくれれば幸いです。
緑線が今回の軌跡。
そしてグラベル(未舗装路)は、オレンジで囲った箇所。
自転車なら、下りグラベルが楽しいので「反時計回り」がお勧めします。
黄色で囲った箇所が未舗装路区間
そこに行くまで、山を越えて行かないといけないのでそれなりに体力が必要です。
頻繁に通行止めになる林道
雨が多い紀伊半島。
断崖絶壁などあって、倒木や崩落などで頻繁に通行止めになる。
自分も数年前から行きたいなと思ってたが、隧道工事などで行けなかった。
やっと行けた、大塔川林道です。
黒蔵谷
大塔川と言えば、代表的な沢「黒蔵谷」。
9/13-15 黒蔵谷(高山谷-黒蔵谷下降) : Life Page new (exblog.jp)
↑当時書いた備忘録です。
2014年の夏に遡行した。
その当時も、今回走った林道を車で走った。
10年振りの林道に、とても楽しみだ。
出発
天理の夜景
朝2時起きて名阪国道を使って168号で南下する。
十二滝(十津川村)落差100m
奈良県の南端に位置する大滝。
国道沿いで、ここを通ると奈良県が終わり和歌山県だなと思う。
↑6年前は、こちらの滝を登っていた。
今はクライミングしなくなって、全く登れる気がしない(笑)
大滝登攀には珍しい、観光客に見守られる。
本宮町川湯
準備してスタートする。
今年春に来た時は、仙人風呂がちょうどあって入ったな・・・
旧静川小学校
明治に建てられたみたいだ。
この校舎で勉強した方と、夕方話す(貴重)。
何回か通ってるけど、初めて知った。。
ヤシの木か??
朽ちるカーテンがまたいい
小学校の横に銀杏の大木がある
来週は見頃みたいだ(近所のおじさん曰く)。
小広静川林道
林道入ってすぐさま、激坂。。。
振り返ると大塔山地が見渡せる
伐採した場所らへんまで、まだまだ上がるんか。。
「偶に」視界が開ける
写真を撮って休憩を挟みながら、登って行く。
紀伊半島らしい1枚
山の中に居て、人工物が一切見えない。
これが良いんだよな。
ここで支線が良い感じそうだから、寄り道・・・
切通し
真新しい切通しだ。
最高ーーー!!
帰りは当然だが、登り返す(笑)
林道路面
舗装路だけど、木くずが薄っすらある感じ。
走行に問題ない。
偶に自然林の紅葉が見える程度。
寄り道
大塔村
かつて和歌山県西牟婁郡にあった村。
2005年(平成17年)5月1日に田辺市・龍神村・中辺路町・本宮町との新設合併により、現在は田辺市大塔地区となっている。
その下に通行止め看板(笑)
大崩落
過去の備忘録でも書いたけど、ここに来て悲壮感になっていたな。。
しかし数年経過して、崩落箇所が安定している。
以前はパラパラ上から落石あって不安だったけど、この日は無かった。
この感じなら自分だけなら行けそうだけど、自転車担いでは厳しいな。。
血が騒ぐ
迂回路を探し始める。
下降地点
何とかここなら下りれそうだ。
オーバーヘッドの笹藪を掻き分ける
棘が沢山あって痛すぎる。
何とか林道に復帰!!
タイツを見たら、棘で穴が開いていた。。。
卸したてなのに数時間でボロボロかよ(泣)
㊟ここを通らなくても、普通に舗装林道あります。
アドベンチャー要素が好きな人は、崩落からの攻略を楽しんでください。
働く車(フォワーダー)
清流の横を下って行く
カエデの紅葉はまだこれからだな。
トチノキ
巨木のトチノキが川沿いにあった。
巨岩の岩の上に、あって更に驚く。
トチノキの落葉絨毯
郵便ポスト
民家(廃屋?)が出てきて、郵便ポストが現れた。
一日一回集配するらしいから、凄いね(こんな山奥に、、)。
下川上集落
こんな山奥に結構大きな集落があることに、驚いた。
安川大塔川林道
集落を抜けると林道が始まる
安川渓谷
日置川の源流となり、県立自然公園内に位置する観光名所。
ハイキングコースがあって楽しめる。
「修験の滝」や「雨乞いの滝」があり、美しい渓谷美が堪能できるみたいだ。
通過した時には、1台駐車場に車が停まっていた。(人気かどうか不明)
綺麗な安川渓谷を横目に走って行く(登り)
来週とかならもっと綺麗かな
分岐
「安川林道→」ってなっているけど、行き止まり。
行く方向は、熊野本宮方面。
修験の滝
2段20m
地形図でも記載がある滝。
振り返ると大塔山かと思ったけど、ただのピーク
この界隈は、尖った山が多いな。
蜜蜂巣箱
この渓谷走ってると、一定間隔にずっと巣箱がある。
そして谷から離れると、一気に傾斜が強くなる。。。
大杉隧道
ナラの黄葉
トンネル手前は丁度太陽が当たって、暖かい。(12度)
ここから日陰だろうし、ここで小休止をした。
それでは大杉隧道へ
この改修(銀パネル)で長らく通行止めだったのかな
大塔川方面
早くも、道が落ち葉で埋もれてるな(笑)
敬山愛林
大杉隧道って地形図では書いてあるけど、なんなんだろうか。
西側(安川側)には、大杉隧道と書いてあったみたいだ(写真撮り忘れ。。)。
大塔川林道
それでは下って行く
まだ舗装路なんだ・・
土砂がガードレールの上まで。。
よく崩れるんだろうな。。
落石
あぶねーあぶねー
法面工事
大きな法面工事。
見上げても高い所まで。。
長い期間通行止めだったのは、ここか。。
そこまでしても、需要があるんだな。
グラベル
法面工事を過ぎたら、グラベルが始まる。
切通し
良い雰囲気の切通しがつづく
弘法杉
その昔、弘法大師が熊野詣での道中、大塔山の麓のこの場所で昼食を食べた。
その際木の枝を折って箸の代用として使い、食事後その枝を土へ突きたてたものが成長し現在の二本の杉になったと伝えられている。
二本の杉は、樹齢500年(推定)で幹回り約6m、高さ約50m。
分岐
朝会ったおじさんが、「弘法杉」良いから見てきなと言ってたな~
ゲート
「しっかりしたゲートがあるな」(自己判断)
良い林道だな
立派な弘法杉
看板
一年に何人の人が訪れるんだろうか。
旧橋脚
帰りは景色を楽しみながら下って行く
切通し
釜
綺麗な釜だったので、林道から下りて見に行った。
ビンディングシューズは、滑って怖い。。
ゴルジュ
水の音が、谷に響いていいね。
本線へと戻ってきた
日が傾いてきてる。
真っ暗になる前に、林道は脱出したいね。
断崖絶壁の側壁
苔や紅葉が良いアクセントになって、写真を撮りまくる。。(進まない)
手掘りトンネル
こんなトンネルあるなんて聞いてないぞ!!
めちゃくちゃいいな。
4箇所位あった気がする。
大塔川
澄んだ水がいいね
40m位ありそうな側壁
しかも雨とかで落ちてきそうな岩々。。
走りやすい道
紅葉
風光明媚な景色に進まんな
ガードレール
珍しくガードレールがあった
掘削がたまらんな
黒蔵谷出合
10年振り来たよ!
急峻な峰々
終わりが近くなってきた
何とか日没前に林道は出れそうだ。
もう少し
林道終了
ホイホイ坂林道との出合でもある。
楽しい大塔川でした。
あとは駐車地へ戻るだけ。
ゴール。
無事明るいうちに帰れた。
大塔川の林道未舗装区間は、「13.3km(弘法林道含む)」
結び
紀伊半島に久々訪れ、山と谷を満喫出来た。
自転車だと国道311号を使っても、周回できる。
今回のように林道を使えば、より紀伊半島の眺望を楽しめるのでおすすめ。