【グラベル・山歩き・ロード】利尻・礼文・稚内(10日目前編)北麓~利尻山「目指せ全方位」

2408利尻礼文稚内

夏休み道北へ行ってきた。

前回からの続き

朝食

塩ラーメン(セコマ)

2時過ぎに起床する。
日の出時刻に、山頂付近まで行けるように逆算し起きる。

行動食

当たり前だが、売店など何も無い。
水も無いので、2.0L位持った。

利尻山(1.721m)

日本海に浮かぶ利尻島にある利尻山(別名「利尻富士」)は、深田久弥の『日本百名山』の最初に登場する。
深田氏は、「島全体が一つの頂点に引きしぼられて天に向かっている。こんなみごとな海上の山は利尻山だけである」と称賛している。
山名はアイヌ語の「リ・シリ」(高い島山)の音訳。
日本最北端の島に浮かぶ、最果ての富士。

以前北海道一周の時や、函岳行った時も、遠くから利尻富士を眺めていた。
頂きに立つことを、楽しみに歩き始めた・・・

【ルート】

利尻北麓野営場(206m)ー長官山(1.218m)ー利尻山(1.721m)ー三眺山(1.461m)ー沓形登山口(418m)

コースタイム=8:51
距離=10.6km
登り=1.623m
下り=1.418m

当初、沓形登山口から徒歩で沓形まで歩き、そこからバスに乗り鴛泊へ戻る予定だった。
しかし沓形コースを下って登山口に着いた時は、疲労で歩くのを諦めタクシーを呼んだ。。

利尻北麓野営場

予定通り3時に歩き始める

甘露泉水

美味しい水が流れている

ここで給水し、そしてがぶ飲みする。

4合目 野鳥の森

振り返ると鴛泊町を見下ろせれる

雲多いが、礼文島も見える。

6合目 第一見晴台

長官山が近づいていきた。
そして標高760mで、既にハイマツ帯です。

稚内方面

あっちは明るいな。

振り返ると先程と変わらぬ雲です。。。

山頂は曇天なのか。。。

足取りが重い。。。

7合目 胸突き八丁

振り返ると雲海みたいになっているけど、曇りなんだよな。。

第二見晴台

8合目 長官山

雲の中です。
視界悪いです。
霧雨みたいでテンションダウン。。。

利尻岳山小屋

天気回復まで休憩しても良さそうだけど、取り敢えず進む。

霧雨で草木が潤い、ズボン濡れてる。。

ズボンの雨具着た方が、良かったかなと後悔する

見上げると山頂が見えた!!

これは、雲海だな↑↑↑

↑スマホ(トルク)で撮影

環水平アークなんかな??
水平に虹が見える。

これはヤバいな

9合目 1.410m

太陽と登山者と朝霧が幻想的だった
あと標高差300m程。
ここからが急登で、長い。。

振り返ると雲海で、高揚する

ブロッケン現象

背後から差し込む日光の影響で、影の側にある水滴や霧によって光が散乱され影の周りに虹のような光の環が現れる現象。

久しぶりに見れた気がした。
ただズームが出来ない(GR3)ので、いまいち分かりづらい。。

沓形コース分岐

もう少しで山頂だ。

3mスリット

黒いコルゲート管のパイプに、スコリアを詰めて浸食を防いでいる。
凄いな。
初めて登山道で見た。
これを下から運んでくださる方々に感謝しかない(次の日の朝、運搬されてる方を見送る)。

遂に山頂の祠が見えた

右は、ローソク岩。

あと少し・・

山頂

山頂へ到着!!

百名山は、これで37座目となった。

見渡す限り雲海だ

南峰とローソク岩

南峰1.721mで、北峰より+2m高い。
現在崩落で危険の為、立ち入り禁止となっているみたいだ。

落ちると危険な山頂

雲海は、拝めた。
更なる望みは、雲一つない山頂からの眺望。
日本どこを探しても、島に浮かぶ山はここしかない。
360度海に囲まれた山頂からの、景色を是非とも堪能したい。

しばし待つことにした・・・(4時間45分待った)

丁度山頂に居合わせた方々と、お話することとなった。
1人は、福井県から来たトレランのバイク乗り。
もう1人は、静岡県から来たレンタカーで北海道の山々を登る(今回羅臼2回行ったみたい)。
みんな中部(自分は三重県)なんですねと、笑ってしまった。

結び

雲海の利尻山に登ることができた。

あとは雲が取れて、山頂から360度グルッと海が見渡せれれば良いんだが。。。

つづく・・・

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