【山歩き】伯耆大山(中国山地)「ラクダの背」

中国地方

鳥取県にある、大山(だいせん)を歩いてきた。

中国地方には・・

いつ振り何だろうか、備忘録で調べたら・・・

22年5月に、福岡から日本海沿いを富山まで走った時以来の2年半振り。

↑22年5月撮影

大山を眺めながら走っていた。
その時もいつか歩きたいなと思っていたので、遂に実現することが嬉しい。

大山とは・・

鳥取県西部に位置する独立峰で、日本百名山に選定されている。
複数のピークの総称であり、剣ヶ峰、弥山、天狗ヶ峰、三鈷峰などで構成される。
標高1.729mの剣ヶ峰は、中国地方最高峰。
一帯は大山隠岐国立公園に指定されている。
標高800mから1.300mは西日本最大のブナ林に覆われ、その上部には亜高山針葉樹林帯がなく低木林や草原の高山帯になっている。
山頂付近に見られるダイセンキャラボクの純林は国の特別天然記念物に指定され、また国の鳥獣保護区(大規模生息地)にも指定されている。
鳥取県西部の旧国名が伯耆国であったことから伯耆大山(ほうきだいせん)、見る方角によっては富士形に見えるその山容から、郷土富士として伯耆富士や出雲富士とも呼ばれる。

ルート

【山歩き】
登り:三ノ沢P(920m)-槍ヶ峰-三ノ峰-天狗ヶ峰-剣ヶ峰(1.729m)
下り:弥山-大山頂上避難小屋-行者道-大神山神社-南光河原P(775m)

距離9.4km(+848m.-993m)

【自転車】
南光河原P-三ノ沢P

距離7.6km(+310m.-124m)

※弥山より東側の稜線は、道が脆く危険箇所多いです。
自己判断でお願いします。

スタート

南光河原駐車場横より大山を望む

夜三重県を出て、鳥取県までやってきた。
週末の天気を鑑みて、西日本か東日本を決めたんだが。。。
西日本の方が良いと思って来たのに、曇りにテンションダウンする。
駐車場は、6時の時点で満車になっていた(滝汗)
多くの登山者が歩いていく。
これが大山なのか。
取り敢えず自転車を南光河原駐車場にデポし、スタート地点の三ノ沢へ車で向かう。

文珠堂

文珠堂横の駐車場(15台程停めれる)に、停めてスタートする。

三ノ沢

沢沿いを上がって行く

振り返る

標高高い所に雲がある。。。

マーキング

所々にあるので歩きやすい。

堰堤

ロープを使ってよじ登る

突然大雨が降り出した。
急いで雨具上下を着る。
今日雨予報じゃなかったのにな。。。

ガス

ガスが無ければ北壁が、どかーんと見えるはず。。。

ナデシコ

↑礼文島だと道端に咲いているから凄いよな。

キュウシュウコゴメグサ

お花畑あって、ガスってると下ばかり見て歩くしかない(笑)

岩壁

威圧感がすごいな

濃霧で視界がほんと悪い

友人と距離が開かないように注意する。

安山岩

大山は安山岩などから出来ているみたいだ。
沢は、安山岩の巣窟みたいになってとても歩きにくかった。
そして傾斜も強く、落石にも気を付けた。

槍ヶ峰

山頂まで来たが、北風が一気に強くなる。。。
南斜面は、ほんと風が無くて平和だった。

三ノ峰

ここから先の稜線は、もっと風が強くなる

一旦槍ヶ峰の下まで引き返した。
そこは風が凌げた。
この天気だとリスクが高いなと撤退も考えた。
取り敢えず温かい飲み物を飲み、パンを食べ落ち着く。
暫くして、下から2人組の方が登ってきた。
ここは何回か来ているみたいで、ここからのルート状況を教えてもらった。
それで安心は出来ないが、ある程度危険な箇所(ラクダの背)が分かった。
そして夏は浮石多いから、冬の方が安全みたいだ。
(実際歩いて、ほんと浮石多いから雪有る方が安心かなと思った)
1時間程経っても、風は止まないので先(剣ヶ峰)へ進むことにした。

撮る余裕が無く、写真が無い。
ヤセ尾根を歩いていく。
雨風が吹き付けたり、視界もほぼ無いので慎重に進んだ。

剣ヶ峰が見えた

剣ヶ峰(1.731m)

山頂に到着

ホッとしたいが、風強くてホッと出来ない。。
写真を撮り進む。
ここからが核心になる。
「ラクダの背」へと向かっていく。

↑スマホで撮ったけど、ガスって高度感が伝わらないな。。

↑晴れたらの動画が、あったので添付した

晴れてたら、ほんと怖そうだな(笑)

ラクダの背

久々緊張した。

↑友人撮影

浮石ある、風吹いてる、雨降ってくるの3悪

慎重に歩いた。

いつまでこの尾根続くんだろうか、、、

霧で視界が無いから、現在地を適宜確認し進む。

核心部

ここは絶対稜線は無理

巻道

心許ないロープが垂れ下がる。
慎重に下り巻いていく。

突然目の前の稜線に苔が広がる

少しホッとする。

ハイマツ(北壁)と岩(南壁)

ハイマツがあると安心する(落ちる時は北壁に落ちたい)。

弥山

あともう少しで小屋が見えるはずだ。

大山頂上

こんな天気(雨風吹いてる)なのに、登山者は外でご飯食べている(驚愕)

大山頂上避難小屋

避難小屋

中には、売店があった。
カップヌードルや温かい飲み物が売っていた。
トイレや電気も有るし、至れり尽くせりの避難小屋だ。

小屋は二階建てで、ゆっくり寛げる

ここで温かい飲み物飲んだり食べたり、ゆるりと1時間程大休止した。
待っても天気が、良くなることは無かった。。。

それでは下山開始

木道の上を歩いていく

振り返る

稜線に雲が掛かってやっぱダメだな。。

下界

麓は晴れているんだな。。
やっと視界が開けた。

整備された登山道

多くの登山者とすれ違う(昼過ぎだが)。
老若男女問わず愛される大山なんだなと知った。

行者道

ブナ林

夏山登山道から行者道へと進むと、一気に人が居なくなった。
静かでこっちの方が、好きだな。
ブナ林を堪能する。

曇っていても樹木は綺麗だ

北壁

稜線に雲が掛かり見えない

紅葉の時期は、綺麗だろうな

元谷

北壁展望所みたいだが。。

日本海が見えた

凄いな北壁

南壁

見えたらこんな風景なんだな。。

ふと後ろ向くと・・・

北壁

おーーーー!!
すっきりじゃないけど、今日一番見えたぞ。

久々整備されていない登山道を歩く(笑)

大山は、ほんと木道や階段がとても多いです。

大神山神社奥宮

立派な建物だ。
どこか出雲大社に似ている気がする。

ここも人気スポットなんだな

北壁

また雲で見えないね

参道には巨杉があったりする

大山寺の山門

大山参道市場

お土産屋やカフェがあったり、観光地だな。

モンベルもある

2階建てで、品揃えも豊富にある。
そりゃあ、大山登山は人気だな。

下山

下山

朝来た時が一番稜線見えていたんだな。。

薄っすら日本海が見える

ここから自転車で、スタート地点へ戻る。
距離7.6kmの+310m。
山歩き後の、登りがしんどい。。

写真は無い。

三ノ沢

南壁は相変わらず見えない。。

中国山地も見渡すことが出来ない。。

結び

初めての大山。

眺望は残念だったが、大山の稜線や森など楽しむことができた。

こんだけ曇っていたら、また来たいなと思えるから良しとしよう(笑)

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