三峰山を歩いてきた。
三峰山とは・・
三峰山と書いて、「みうねやま」と言う。
標高は、1.235m。
奈良県の東端、御杖村(みつえむら)と三重県松阪市・津市にまたがる日本三百名山。
秩父地方に同じ表記の三峰山(みつみねやま)があるけどほぼ無名だが、関西では霧氷の美しい山として高見山とともに有名。
また初夏の山頂付近のシロヤシオは例年、5月中旬~6月中旬頃が花期となる。
山頂の西に八丁平と呼ばれるヒメザサの草原が広がる。ここからの展望は、ワサビ峠、白髪山、大滝山、請取峠、トクマ山など大小の起伏を連ねる山並みと、台高山脈の雄峰・高見山を西に望む。また北に室生火山群、南には伊勢の山々を眺められる好展望みたいである。
自分は、この山を知ったのは数年前。
自転車でたまたまこの近く走っていたら、友人がこの山は冬人気なんだと教えてくれた。
それから月日が経ち、歩ける機会が訪れるのであった。
ルート
距離 11.0km(+776m)
みつえ青少年旅行村-登尾ルート-三峰山-八丁平-新道峠-みつえ青少年旅行村
駐車地から、時計回りに歩いていく。
スタート
プリウスα
現在車修理中の為、こちらの代車。
自転車積めるから有難い。
道の駅 伊勢本街道 御杖
雲の隙間から漏れる太陽の光。
鈴鹿山脈は、雪がチラついていたけどこっちは良いんかな・・・
↑半年振り御杖村へ来た
青少年旅行村ゲート
登山者が多く準備をしている。
こんな人が多いんだと驚く。
朝食を食べ準備し、歩き始める。
植林
九十九折で傾斜も強くなく、体が温まる。
休憩所・トイレ
歩き始め30分程で、林道交差する場所に立派な建物があった。
今日の行程で、ここ以外トイレは無い。
左奥に三峰山は見えていないと思うが、遠くに目指す頂きが見えている
湧き水もある(素晴らしい)
霧氷まつり
来年あるみたい。
三畝山林展望台
先程の休憩所から直ぐの場所にある。
気になっているが、三畝山も「みうね」と呼ぶんだろうか???
紛らわしいな(笑)
階段を登る
御杖村が一望できる(森林が。。。)
稜線が望める
雪が出始める
標高を上げると、やっと広葉樹が出てきた!!
凍結注意
登山道はカチカチで、チェーンスパイク持ってこれば良かったかなと思った。
慎重に歩く。
そして風が吹き荒れ、寒い。。。
三畝山避難小屋
立派なブナの奥に佇む避難小屋。
中は10人程座って休憩できるスペースはある。
行った時は誰も居なかったけど、時間が経つと満員御礼だった。
今日の座布団
銀マットをお尻乗る大きさにカットし、軽量化した(笑)
吹雪いて寒い
久々雪山へ来たなって感じ。
道標
御杖小学校の子たちが作ってくれた道標。
行政が作った看板より、ほっこりするな~。
三峰山
三畝峠
稜線に上がると霧氷が出てきた。
ただ風も強くなったりする。
顔が痛い。。(バラクラバしてるけど)。
綺麗だ
苔にも霧氷が付く
山頂
眺望ゼロ(笑)
晴れてたら見れるみたいです
ありがとうございました
風が抜けて長居できませぬ。。。
写真を撮り次へと向かう・・
八丁平
眺望を楽しみにしていたけどな。。
また来るよ
近畿自然歩道(縦走路)
ここから新道峠まで縦走路を歩いていく
本日の靴
今日の選択は、間違っていないと自分に言い聞かせる(笑)
足先は冷たくなっている。
替えの靴下などは持ってるから大丈夫だけど。
ブナの森
何の期待もしていなかったが、この縦走路とても良いじゃん!!
ヒメシャラ
そしてブナやナラと同じくらい、ヒメシャラも多い縦走路。
仲良すぎやな(笑)
千手ブナ
図太い雪国のブナと違って、千手観音みたいなブナが多い。
朱い森
ヒメシャラが朱くて、異様な世界が広がる。
白と朱が、幻想的だな。
ヒメシャラは、樹皮がツルっとしてるから霧氷が付かない。
余計に目立つね。
新道峠
峠より下ると針葉樹に変わる
そして風が無くなり雪も降って無い(杉に覆われ)。
ナラの紅葉
木の階段を下りていく
新道登山口
作業小屋がある。
ここから林道(舗装路)を2.7km歩いていく。
雪が薄っすら積もっているから足に優しい
避難小屋??
ドアノブが壊れている。
中は取り敢えず風は凌げる。
みつえ青少年旅行村
子供がソリで遊んでいる。
長い滑り台もある。
流石に滑り台で遊んでいる子は、居なかった。
下山
正午に駐車場へ戻った。
結び
初めて三峰山を歩いた。
歩いてみて人気の山だと分かった。
コンパクトで霧氷あり避難小屋あれば、そりゃ人来るわな。
自然林多い縦走路が良かったから、また歩きたいなと思った。
ありがとうございました。