鈴鹿山脈の八風越えをしてきた。
八風越えから石榑越えをしてきた。
— NR (@NRMeizin) December 2, 2023
室町~明治時代において全盛しその後衰退した街道。歴史ある古道をトレース出来て大満足。
小雪舞っていたが、パスハンには丁度良い気温だった。 pic.twitter.com/oIvQlnEEu8
前回の鈴鹿山脈越え
↑3年前の晩秋に行った
久々鈴鹿山脈の古道を巡る。
とても楽しみに向かう。
山歩きでは、八風峠には2011年3月に歩いていた。
約12年振りなので、とても新鮮だ。
八風越えへ行く理由
↑この時、八日市駅前で八風街道と交差したから
八風街道・・・
桑名や富田から八風峠(鈴鹿山脈)を越えて八日市や武佐へと抜ける街道。
現在の国道421号に相当する。
遡ると平安時代から、八風越えが行われていた。
スタート
日の出
2℃で寒いが、日の出が綺麗に見える。
釈迦ヶ岳
モルゲンロートで山が紅く染まる
10%越える坂が続く・・・・
着込み過ぎて、一気に暑くなる
車止めの石
ここから登山道になる
今日の自転車
「パスハンスタイル」
自転車装備・非常装備(ツエルト・ヘッデン)・保温着・上下雨具・ストック・行動食・水分等をザックに詰め込む。
フラットペダルにして、邪魔なボトルケージを外した。
タイヤは、グラベルキングSK43CからSK38C前後にした。
グラベル走る楽しさより重量を重視して、38Cを選択。
足元
モンベルの靴と、スパッツ。
これからの時期は、スパッツの出番。
石や砂や水の侵入もちろん、何より暖かいので(笑)
伊左衛門の碑
江戸時代の文化(1804-1818)年近江国に出ていた伊左衛門と嘉助が、田光へ帰る途中に八風峠を越え大雪で遭難死した。
家族はそのことを憐み、それぞれの場所に伊左衛門の碑と嘉助の碑が建てられた。
(嘉助の碑は、もう少し峠へ向かった場所にある)
良い道が続く・・
道幅は広いが、土砂流れてボロボロ
八風神社中の鳥居
嘉助の碑
八風神社御旅所の碑
自転車を背負って歩く
渡渉
谷の渡渉があったり、谷中を歩いたりと。
古道が流されて、今後も道が変わっていくんだろうな。
冬枯れした木々
峠が見えた
まだ上にあるな。
中峠分岐
谷から尾根にのり、一気に峠まで突き上げる(キツイ)
足場は安定している
モミの巨木
坂中の地蔵
1700年から見守っているみたいだ。
お地蔵さんの場所からは、伊勢湾が一望できる(木が少し邪魔だが。。)
何やら稜線付近は雲行きが怪しいな。
冬枯れした自然林の中を進む
峠まで近いよ
三池岳
八風峠
綺麗な鳥居
1947年に建てられた鳥居。
最近塗り替えられたのだろう。
八風峠だけに、風が強かったので写真を撮り通過する。
釈迦ヶ岳方面
三池岳
眼下に濃尾平野が広がる
麓は尾高高原。
先週走ったが、上から見ても紅葉してるな。
↑先週のライド
では下りが始まる
久々跨げれる
ザレ場
白い砂で滑りやすいので慎重に下る(勿論乗れない)
溝道が続く
このまま行けば最高じゃんと思った(すぐ道は悪くなった。。)
水場
源頭だから美味しい水だろうな。
持ってきた水も、殆ど飲んでいないので補給せず通過。
植林の間を抜け進む
谷沿いを下りていく
お陰で冷たい風が吹いて、寒いな
何度か渡渉もあったりする
道が分かりにくいので、要注意だな
乗れるところは乗って行く
ナメ滝
重ね岩
敷石
古道と感じる
林道
急に林道が現れた
本州製紙社有林の看板
後の王子製紙
最後に谷を渡渉して・・・
登山口
ここから舗装路を下って行く
堰堤
枯れ紅葉が綺麗だ
国道421号
石榑トンネルに出た。
4℃。
曇りで風も吹いて寒い。
ここから石榑越えをする。
登るにつれ・・・
小雪が舞う
石榑峠
大型車止めブロック
枯れ紅葉
下って行くと、山の斜面に枯れ紅葉がある
晩秋を感じ、高度を下げていく
寄り道
水が澄んでとても綺麗だ
ザックをスタンド代わりにして写真を撮ろうとしたら(笑)
やっぱ廃木を利用し、写真を撮る
モミとナラの巨木がいいね
枯れ紅葉
良い道だ
下界は晴れている
良い山だな
現役の炭焼き窯
八風嶺鎮神社
伊勢国と近江国の国境とされる八風峠。
そこに祀られる「八風大明神」の遥拝所。
先週も寄ったが、今日も来た。
ありがとうございました
真正面に三池岳が見えた(コンビニ駐車場より)
三池岳で八風峠は、見えないな。
結び
室町~明治時代において全盛しその後衰退した八風街道。
歴史ある古道をトレース出来て大満足な一日だった。
峠に有る八風神社は、明治42年麓の多比鹿神社に合祀されている。
また機会があれば寄りたいな。
そしてまた鈴鹿山脈に惹かれる。
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