【グラベル・パスハン】高見山地の杣道「4pass」

グラベル

高見山地へ行ってきた。

前日・・・

久々のグラベルライド。
準備も何だっけなと、過去の備忘録を見たりして思い出す。
ペダルやタイヤなど交換した。

↑東北一周に向けて、数か月前からずっと舗装路ばかりを走ってきた。

人里離れて、久々山に入るから緊張するな(笑)

その前に、ずっと歩いたりして無いから歩けるのか心配だ。。。

ルート

距離:43.10km
総上昇量:1.688m
未舗装区間:14.2km

行くきっかけ

Wikipediaより地図引用

↑国道422号線
滋賀県大津市の瀬田川交差点~伊賀盆地~紀伊山地~三重県北牟婁郡紀北町までの175kmを結ぶ。

三重県内に、通行不能区間が2か所ある。

それが、「庄司峠・野又峠」である。

以前から庄司峠(松阪市と津市を結ぶ)や野又峠(大台町と紀北町を結ぶ)を、行ってみたいなと思っていた。
やっと実現することになった。

そこで前夜ルートをどうするか考えていた・・・・

美杉周辺【飼坂峠、分断国道422号・若宮峠、庄司峠、杉峠】 - 峠の記
自転車で越えた峠の記録です。

↑検索してみるとMTBで行かれている方が居て、そのコースを参考にさせてもらいました。

帰宅後分かったけど2016年に書かれた記録で、8年の月日が経過し林道はボロボロだった。。。

スタート

コンビニ横材木場

コンビニに入ろうとしたら、6:00からだった。。。
6時になると、地元の方々(?)が結構来た。
美杉町だけあって、林業が盛んだな(笑)

朝食と捕食

↑カロリーメイト買うと思い出すな(笑)

名松線

車で走っていたら、丁度電車が走ってきた!!

電柱が、邪魔だ!(笑)

道の駅 美杉

ここに車を置いてスタートする。

通行不能(丹生俣以遠)

分断国道です。
周回して、再びここへ無事戻って来れるかな。

飼坂(かいさか)峠

飛鳥時代より大和国と伊勢神宮を結ぶ伊勢本街道沿いに、難所として知られる飼坂峠。

標識

伊勢本街道沿いには、看板など多く楽しく歩ける。
(今日は自転車だが。。)

グラベル(登山道)

案内標識より未舗装になる

新しい橋

ほととぎすの水

昔不如帰(ほととぎす)の群落があったので、名が付けられた。
古来より北畠氏もこの水場を使ったと言われている。

整備されている(?)道を進む

激坂過ぎて押し歩き

石畳みが残る

飼坂峠に到着

東屋がある

高見山地が望める

奥の鞍部が庄司峠だろうか。

下り

まあまあ走れた。

再び石畳みが現れる

腰切地蔵

首切地蔵

飼坂峠には、山賊が出没し旅人の首や腰を切ったりした逸話が残っている。
そのような犠牲者を供養するため建立されたといわれる。

伊勢本街道 奥津宿

谷口常夜燈

街道の雰囲気がとてもいい

宮城橋

今日のスタイル

ザックスタイル。
担ぎ仕様になっている。

奥津駅

名松線の終着駅。

SL給水塔

↑先月桜の時期にも来たね

これより伊勢本街道をはなれ、県道695を走る

WOOD JOB!

なんだこれ??
5/10公開。

調べると2014年に公開された、林業に関する映画みたいだ。
舞台が津市美杉町で、正にここだった。

奥にある高見山地が近づいてきた

あの稜線まで上がるのか。。

川上山若宮八幡神社(美杉町)

仁徳天皇、磐之媛(いわのひめ)皇后を主神とし、西暦5世紀初に創建されたと伝わる日本最古の若宮八幡宮。
中世は修験道の霊場となり、伊勢国司北畠氏や津藩主藤堂家も代々の祈願所としました。
長寿や繁栄を願う庶民の信仰もあつく、全国に参拝者がいます。

鳥居が突如現る

灯籠がつづく

高くなってきた高見山地

山までこの距離でこの高さに見えるって、斜度がエグイやろ。。。

鳥居

これより砂利道となる

巨杉の参道

自転車を下に置いて、階段を上がって行く

立派な社殿

神聖な場所だった

朝早い事もあって誰も居ないけど、昼間もここは誰も居ないんだろうか(謎)

若宮峠

出だしがよく分からない

地形図を確認し、方向だけ間違えないように進む

谷の渡渉が多い

ほぼほぼ担ぎになってきた

進むにつれ登山道が明瞭になってくる

油断すると登山道外れる。。。

落ちたら痛いじゃ済まなそうな所を通過したりする

植林から自然林に変わってくる

お助けロープがあったりして、助かる(必死)

苔と森に癒される

若宮峠

やっとこさ到着した。
ふと思った。
今日は、「超ハードコースだ」(笑)

台高山脈が見える

良い景色だ。

下り

激下りかーーーー
滑るように落ちていくーーー

お地蔵様

中腹辺りの、日当たり良い場所に祀られる。
ホッと一息つく。

傾斜が緩み一安心する

林道に出たぞ!!

これを待っていた!!

一瞬で終わる。。

振り返る

下りは早かったな(笑)

舗装路に出た

中央構造線に沿ってある林道(舗装路)。
これで三峰から局ヶ岳まで行けるならショートカット出来るのではと思い、進む・・・

山麓を走る林道は爽快そのもの

正面の尖った山が局ヶ岳

期待が膨らむ・・・

ちーーーーーーん

そんな甘くなかった。。

数年後に期待したい(笑)

再び戻って行く。

再び林道現る!!

湧水発見!!!

給水タイム。
浄水器でがぶ飲みする。

生き返る~~

しばし林道を下って行く~~

庄司峠

422号線に出た

正面に見える鞍部が庄司峠だろうか

水は満タン入ってる(ヨシ!!)

若宮峠方面

ここら辺の山は急峻だよね。。

やっと分断国道のスタート地点に来ました(遠かった)

庄司谷川橋

ここで422号線が終わる

ここから一気に急坂になる

洗い越し

ここから登山道がスタート

植林の中をひたすら登って行く(担いでいく)

↑②の方法で担いでいく

若宮峠より数倍楽だった。
道が歩きやすかった。
ただ体力的にもう限界に近い。。。

峠に近付くにつれ、自然林が増えてきた!!

パワーをいただく。

庄司峠到着

眺望ゼロ。。。
若宮峠の方が、眺望有って良かったな。

お地蔵様が居られたので、ご挨拶をする

下りは分かりづらい

地形図を確認しながら進む(乗れない)

大崩落している箇所もあったりする

やっと林道に出たと思ったら直ぐに終わる。。

神去村 山の神

苔むした石が鎮座している。

程なくして美杉キャンプ場の横を通ると、家族連れの方々がキャンプを楽しんでいた。
やっと人里に帰ってきたな。

再びWOOD JOB!看板発見!

長澤まさみさんらしい。
全然知らないけど(笑)

取り敢えずお決まりの写真撮影しといた

杉峠

次なる杉峠へ向け、再び登り始める。

切通し

何気に通ったとこが、良い雰囲気の切通しだった。

3つの峠を越え、もう脚は限界だがもう少し頑張って進む・・・

杉トンネルの横から旧道入ると、下はアスファルト舗装なんだけど杉落葉でグラベルみたいになる。

杉峠到着

道標に伊勢という文字がある。
ここも昔伊勢本街道だったのかな。

ガードレールがあり、そこで道は終わる

落葉・倒木多過ぎて進まない。。。

折角の下りなのに、乗れないな。

地形が入り組んでいて、ルーファイが難しい

何とか脱出成功(ふぅーーー)

ここから杉トンネルまで登る(もうヘロヘロだぜ)

杉トンネル

あとは下るだけだ。

山に囲まれ、長閑な集落

国道422号線復帰

伊勢本街道

上多気常夜燈

1865年に建てられた

すぐいせ道

ここから、「直ぐ伊勢」じゃないけどね(笑)

町家の宿場

宿場を通って、道の駅に戻る

結び

以前から行きたかった分断国道(422号線)。

伊勢本街道を通ったり、神社を参ったり、中央構造線を走ったりボリューム満点だった。

楽しむためには、もっとトレーニングをしてから行くべきだったかなと思った(笑)

何はともあれ4つの峠を、パスハント出来たのは楽しかった。

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