奥高野の林道を走ってきた。
今日はこの界隈でグラベル徘徊 pic.twitter.com/DBmtNwTSGO
— NR (@NRMeizin) December 6, 2024
紀伊半島最長林道へ向かう。
— NR (@NRMeizin) December 7, 2024
氷点下に迫る気温で、風吹いて寒いな。。 pic.twitter.com/P0slLt0oCD
やっぱり紀伊半島ええな。 pic.twitter.com/FOwL6r2hy3
— NR (@NRMeizin) December 7, 2024
後半はトレイルを下った。
— NR (@NRMeizin) December 7, 2024
紅葉も綺麗だった。
何とか日没後に山から脱出。
本日は30km弱のグラベルを楽しむ事が出来た。
天気は良かったけど寒い一日だったなぁ。 pic.twitter.com/wil7sFL7Oq
前回からのつづき
紀伊半島 最長林道
名前は公開できないが、紀伊半島で林道未舗装路最長と言えば奥高野にある林道ではないだろうか。
昔は果無山脈の林道が最長だったが、舗装化が進み行く価値が半減してしまった。
現時点で未舗装路の最長は、ここ奥高野になる。
と言っても、約34km。
しかし紀伊半島の真ん中を横切る林道は、天空林道に相応しい絶景林道でもある。
途中に水場など無いから、それなりの準備が必要になってくる。
行かれる方は、しっかり準備をし楽しんでほしい。
そんなかんだで、今回は同じ道ではなく・・
最長林道を違う林道からアクセスし、最長林道をしばし走り、違う道から下って行く計画を立てた。
スタート
7℃
気温は一桁だが、風が無くて暖かく感じる。
十津川村って久々に来た感じがした。(備忘録見たら、半年振りか)
↑果無集落へ行った以来だな・・
国道425号線
酷道といわれているけど、自転車で通るなら何ら問題無い気がする。
車で走るなら狭いから、往生するけど。
↑3年前の正月にR425を全線走っていた。
それ以来の425号線。
とても懐かしく感じる。
紅葉もちらほら見頃だ
尾根の真ん中だけ紅葉してる
迫西川(せいにしがわ)集落
奈良県十津川村の西に位置する集落の一つ。
かつては十津川村営バスの「天空の車庫」があるのでも有名だった。
現在は、下小坪から迫西川間は予約しないと上がってこない。
国道425号線で、奈良県最後の集落になる。
案山子
入口から怖いぞ(笑)
夜見たら、ほんと怖そう。
8軒ほどあって人が今尚住んでいられる
こんな山奥に凄いな。
車で走っても、ホテル昴(十津川村)から1時間弱掛かるのに。。
住人の方から、「寒いのに頑張るな~」と声援をもらった(笑)
迫西川集落を見下ろす
たまに出てくる紅葉に癒される
紀伊半島の山々
国道425号線からの眺望は、大体こんな感じ。
県境(和歌山県)に近付いてくると、平坦になる。
和歌山県へ
「転落死亡」
四文字熟語が強烈。
冬枯れが目立つ
そんな中でも、遅れて紅葉してる木がとてもいいね。
木のポール
何十本とポールが立てられていた。
数年前通過時ガードレールも何も無かったのに、これがあるだけで安心感高いな。
林道スタート
早速グラベルスタート
谷沿いを走って行く
落葉が谷に落ちて、良い感じ(写真で表現できないな。。)。
風が冷たく、3℃程。
登りだけど汗掻かない。
やっと稜線が見えた
ずっとグラベル登りが辛い(笑)
紅葉もいいね
登りやすい道でありがたい。。
だいぶ登ってきたな
眺望が少し開ける(木が無ければ。。)
眺望はいいぞ
自転車と風景を撮らなければ、こんな眺望が見えはじめる。
稜線は近い
もう少しで稜線に乗り上げる。
気温はどんどん下がってきた(2℃)。
稜線に上がると、北風が予想されるしここで小休止した。
良い眺めだ(自転車立てられない。。)
グローブ(テムレス)を地面に置き、休憩していた。
すると突風で、崖下に飛ばされた(えっーーー)!
これ無かったら寒くて無理だから、クライムダウンして取りに行った(ふぅーー)。
休憩時とかでも、グローブ置く場所気を付けないとあかんですな。
稜線林道(廃道)
稜線林道との分岐
落葉林道
もう直すことが無いみたい。。。
眺望が開ける
雲が多いな。
そして予想通り北風が吹いて寒い。。
針葉樹と広葉樹
左は杉で、右はミズナラ。
2週間前くらいは、黄葉で綺麗だっただろうな。
ただ落葉が深くて、葉っぱの下にある大きな石がほんと見えない。
慎重に進む。
晴れてきたぞ(暖かい~~)
眺望が紀伊半島らしくなってきた
小ボス
崩落で、ここは担いで通過する。
ラスボス
落葉林道
その奥に見えるのが、ラスボス!!
前回訪れた時は、ラスボスを倒すのに1時間程要した。
今日はどうなっているのか、楽しみだ。
(ここの通過が不安で休憩ほぼしていない)
ラスボスが近づく
よく観察すると、肉眼ではっきりと道が見えた。
これはもしや行けるのではと、期待してしまう・・・
冬枯れのピークがまたいいね
ラスボス到着
取り敢えず自転車を置いて、人間だけ進んでいく。
落ちたら無傷では済まないだろうな。。。
上を眺める
偶に落ちてくる落石。
以前に比べたら、今は落ち着いている。
道
崩れてる箇所はステップを作り、ある程度石を落とす。
無事渡りきれた(人間だけ)
復路も危ない箇所はなるべくステップを作り戻る。
2回目。
無事ラスボスを通過出来た!!
前回の高巻きより危なくないし、とても良かった(なにがw)。
時間は前回の半分以下で通過する。
無事通過でき一安心だ
天空林道
ここからは天空林道がはじまる
針葉樹と広葉樹も出てくるけど。。
太陽が当たって暖かい。
走ってきた道を振り返る
大展望台
ここはほんと良い場所だ。
紀伊半島の真ん中にいる感が、半端ない。
ここで小休止をする(贅沢)。
これから向かっていく尾根を眺め再び走り出す
展望が良すぎて進まないな。。
奥に大峰山脈の山肌が見えるけど、雪で真っ白になってるな。
今から走って行く道が見えるのがまたいい
南側斜面に付けられた林道は暖かい
反対に、北側斜面に付けられた林道は北風でほんと寒いね、、
走ってきた林道を振り返る
自然林は、ほぼ冬枯れだね。
僅かに紅葉が残っていた
登り返し
峠手前の登りが、地味にキツイ。。
人工物
冬枯れだからこそ見える景色。
何度か走ったけど、木々に葉っぱが付いてると見えないからね。
峠
峠に到着
計画通りここへ来れた。
何とかナイトグラベルは、免れそうだな・・・
杣道がつづく
細い場所もあるけど(笑)
峠より数百m走ると、谷を横切る
夏場じゃないから、水は減っていない。
暑い時期は、ここでがぶ飲み(浄水器使用)しても良さそうだ。
落葉杣道
石コロ踏んで(谷へダイブ)一発アウトにならんように、気を付ける。
趣がある道になってきた
ナラの巨木
走りやすい杣道だな
紅葉
標高を下げるにつれ、再び紅葉がちらほら出てきた。
視界が少し開ける
まだまだ下るね~~
横の尾根は紅葉見頃になってる
日没までもう少しだな
石仏像
岩場
ここは無理せず押し下る。
麓の集落
真っ暗になる前に何とか下山できた。
走れるか不安だったが、走りやすい杣道だった。
【本日のグラベル区間】24.6km
結び
紀伊半島最長林道に相応しい、ラスボス。
前回ラスボスにコテンパに倒されたが、今回はうまくかわせた気がする。
そんな魅力の詰まった最長林道を走れ、また前回と違う道をトレース出来て大満足な一日だった。
ありがとうございました。