【グラベル】台高山脈の林道&パスハン前編「心の準備」

グラベル

台高山脈の林道へ行ってきた。

長くなりそうなので、前編・後編で書いていこうと思う。

前日・・

↑紀北町を堪能した。

次の日もこの界隈で遊ぶため、某所でテント張って一夜を過ごした。

明日行くルートは、前々から目星は付けていた。
遂に明日行くこととなる。
高揚と不安が入り混じっていた。
そのせいで、中々眠れなかった。

8年前・・

この界隈で沢登りをしていた。
写真を見返して分かったが、この日歩いた所をその当時歩いていた。
山頂や尾根なんて全く興味無くて、ただただ渓谷や滝に没頭していたあの頃。

この日の下山で谷を下降中、懸垂下降に失敗してあわや大惨事となるとこだった。

そんなこともあって、この界隈は特に避けていた。

あれから数年が経ち、再び訪れようとしている自分がいた。
普段地形図見るだけで、他の人のレポなどあまり気にしないが、この時だけは念入りに拝読していた。
と言っても、この界隈に訪れる人が少ないのでレポは数年経過しているものばかり。
山なんて刻々と変化している。
そんなことは重々承知だが、安心感を得たかった。

そして今回行くところは、100年近く前に歩かれていたとされる古道。
時折幅広い道が当時のまま残っているみたいだ。

今回の装備

【トレック チェックポイント】
コンポ    :シマノ SORA 9s
カセット   :12-36
ブレーキ   :テクトロ ディスク 機械式
タイヤ    :グラベルキングSK 700X38C
リアラック  :ボントレガー
ハンドル   :ライドファーエアログラベルハンドル
ステム    :レッドシフト ショックストップステム
サドル    :WTB ロケット
ペダル    :フラットペダル
Frライト  :キャットアイ 800
Rrライト  :キャットアイ オムニオート
サイコン   :Etrex32X・Edge510 

【寝具類】
テント    :アライ ツエルト
マット    :サーマレスト座布団
ヘッデン   :ペツル アクティックコア

【その他】
タオル    :ファイントラック ナノタオル
ザック    :グレゴリー テンポ8
携帯工具一式  
予備電池
登山用ストック
登山用スパッツ
熊鈴
ホイッスル
行動食
非常食

リアラック固定

今回ザックが、テンポ8

リアラック+座布団+ザックに、ラックストラップで固定した。

結果

水分は500mlだった。
途中で湧き水や雪があれば補給できると考えた。
結果は、丁度良かった。

②ザックに関して長い距離をパスハンするなら、テンポ8は失敗だった。
肩ベルトのクッションが薄い為、フレームが肩に食い込んで痛くなった。
座布団をフレームに巻いて対応したが、一回肩にダメージ受けると何やっても痛かった。
長い距離なら、マジックマウンテンかミレーが好ましいと感じた。

③行動食・非常食は、ブラックサンダー6個・おにぎり2個・塩タブレット3個。
朝出る前に沢山食べてるので、日中ブラックサンダー3個と塩タブレット1個で済んだ。

④ストックに関して、シングルかダブルかを迷ったが軽量化の為にシングルにした。
急登箇所で使う場面あって、助かった。
ダブルは要らないと思う

⑤サドルを「ロケット」にしたが、乗り心地は良かった。
しかしパスハンにおいて、軽量化を考えた時軽い「ボルト」にした方が良かったかなと思った。

⑥熊鈴とホイッスル。この界隈の熊は冬眠しないらしい。
なので要所要所鳴らすようにしていた。
当日気配も痕跡も無くて、ホッとしている。

⑦残雪期一番迷うのが、アイゼン。
軽アイゼンがあれば良いのだが、前爪ありのアイゼンしか持っていない。
行く前日までの気温などを鑑みて、アイゼン無しにした。
いざとなればストックで対応しようと思っていた。
結果は、雪はほぼ無かった。

⑧リアラックの固定に関して、ラックストラップでは十分に固定出来なかった。
ストラップで強く締めても、ザックの中身がグラベル路面で動いて緩んでしまう事態が発生した。
なので後半は、リアラックに固定せず背負って漕いでいた。

後編につづく・・

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