野坂山地へ行ってきた。
夜勤明け残業して紀伊半島へ車を走らせる元気無く、4年ぶり余呉湖へ来た。
— NR (@NRMeizin) June 12, 2026
今日はこの界隈で山サイクリングをしてきます。
1枚目、日の出前の伊吹山。 pic.twitter.com/Dc1wlv19z8
前半は癒しの森が続く。
— NR (@NRMeizin) June 13, 2026
ブナやナラが良い感じ。 pic.twitter.com/TIXxf78a0W
後半はアップダウンキツくて、担ぎだ…
— NR (@NRMeizin) June 13, 2026
そして藪に行く手を阻まれ意気消沈… pic.twitter.com/8P62BfV23U
山サイは断念して、林道真谷線(舗装路)を走る。熊出没しまくってる情報ありでビビりながら通過。更に鹿が多くてほんと焦る。
— NR (@NRMeizin) June 13, 2026
1箇所のみ敦賀と日本海を見渡すことができた。
自然に還りつつある林道走って、栃ノ木峠の横へ出てきた。
もう夏だな(暑い…)。 pic.twitter.com/wttJBLis8V
甲造り型の民家がカッコいい。
— NR (@NRMeizin) June 13, 2026
廣峯神社の欅が立派過ぎる。
小峠で水をがぶ飲みした。今日はたくさん水分補給したな。
下山後無性に近江ちゃんぽん食べたくて、長浜市内のちゃんぽん亭へ寄る。スープを飲み干したら、丼の底に「大吉」が。良い事あるかな。
野坂山地は叩きのめされたのでまた来年春だ。 pic.twitter.com/iMT6swP3LS
前回の野坂山地

↑3年振りみたいだ。
野坂山地とは、福井県(若狭地方・敦賀市)と滋賀県(高島市・長浜市など)の県境付近に広がる山地。
滋賀県北部には、遠くはないけどあまり行かないエリア。
道中の交通量が煩わしい。。
なのでいつも紀伊半島に向かってしまう。

↑余呉湖周辺だと、4年振りになる。
あらすじ

↑今年の4月に旧北陸線を巡った。
その際に、古道を見つけた。
帰宅後地形図を眺めていると、なんか面白そうだなと思った。
地形図見てて、何とか縦走(山サイクリング)できるんじゃないかでルートを引く。

↑今月初旬に行った果無山脈縦走。
これ行けたし、今日は日帰り装備だから行けるんじゃね~~(お馬鹿)。
そんなわけで、夜勤明け準備して向かった。
計画ルート
計画ルート:余呉湖周辺駐車地から稜線を辿り、舗装路で戻る
稜線は、端から端まで辿ると約20㎞の道のり。
地形図見る限りでは、前半は優しく、後半が厳しくなっていく。
エスケープが2箇所程あるから、少し安心。
熊や猿の大群には、遭遇したくない、、、
実走ルート
実走距離:46km(+1.589m)
実走ルート:①古道 ②峠(縦走)③国道476号線④林道(舗装路)⑤栃ノ木峠⑥国道365号線
この稜線は、登山道なんてものは存在しない。
なので、獣道や杣人や一部の登山者が通る道が微かにある。
ルートファインディングは必須だ(偶にピンクテープ有り)。
何よりグリーンシーズンは、藪漕ぎ必須。
歩いてて分かったことは、「残雪・冬枯れ・落葉・初冬」がベストシーズンだと思った(笑)
青葉の森は、熊さんと鉢合わせしそうで怖いし、藪漕ぎが辛いです。。。
今日の装備

【チェックポイントAL3(2020年)/トレック】
コンポ :シマノ SORA 9s
カセット :12-36(シマノ)
ブレーキ :MD-C550(テクトロ) ディスク 機械式
グラベルタイヤ:グラベルキングX1 40C(前)SS 38C(後)
グラベルホイール :ボントレガー
ハンドル :ライドファーエアログラベルハンドル
ハンドルバー :ロード用(TOGS)
ステム :レッドシフト ショックストップステム
サドル :低反発サドル(ZHIQIU)
サドルクランプ:クイックリリース(ボントレガー)
ペダル :LAMBDA/ラムダ(MKS/三ヶ島)
シューズ :クラッグホッパー(モンベル)
Frライト :キャットアイ 800
Rrライト :キャットアイ オムニオート
サイコン :Edge540・Etrex32X
【山サイ装備類】
ザック :背負子
ザック背面 :ファンブロー 3D メッシュバックパネル(モンベル)
フードポーチ :ー
リアバッグ :サドルバッグ6L(アピデュラ)
ストック :トレッキングポール(ブラックダイヤモンド)
バンド :フックリリースアクセサリーストラップ(シートゥーサミット)
帽子 :ー
手袋 :軍手
【衣類】
グローブ :冷感ランニンググリップグローブ(ワークマン)
ソックス :メリノウールトレッキングソックス(モンベル)
インナーソックス :ファイントラック
ミッドレイヤー:ー
ベースレイヤー:WICライト ロングスリーブシャツ(モンベル)
ドライレイヤー:ベーシック(ファイントラック)
パンツ :ペダリングショーツ(モンベル)
タイツ :クールコア 冷感 レギンス(ワークマン)
ケツパッド :メッシュインナーパンツ(パールイズミ)
キャップ :軽量メッシュ ジェットキャップ(ワークマン)
バラクラバ :クールシールド・デオ バラクラバ(ワークマン)
アームカバー :ー
【ビバーク装備】
幕営 :ツエルト1(ファイントラック)
雨具ジャケット:トレントフライヤー(モンベル)
マット :サーマレスト Zシート
モバイルバッテリー :10.000mAh(アンカー)
【夏対策】
虫除け :ナノヘッドネット(シートゥーサミット)
浄水器 :ミニ SP128(ソーヤー)
タオル :クールタオル(ワークマン)
塩タブレット・虫除けスプレー
【行動持物】
ゴムバンド :ストラップ(ボレー)
ポーチ :アタッチャブルポーチ(モンベル)
カメラ :スマホ(pixel8a)・GRⅢ
トラブル対応 :携帯工具一式
腕時計 :カシオプロトレック
日焼け止め :アネッサ
股ズレクリーム:プロテクトJ1
熊鈴 :トレッキングベル(モンベル)、その他2個
水筒 :ナルゲン1L
ヘルメット :フレアー(カブト)
サングラス :クロスリンクゼロ・フラック2.0(オークリー)
:スポーツサングラス(スキンズ)
小袋 :スタッフバッグ(モンベル)
予備電池 :エネループ
その他 :補食・財布・タイラップ数本
〇今日は「背負子 + サドルバッグ6L」の、背負いや担ぎに対応スタイル
〇ペダルは、脱着ペダルの「ラムダ」。後半藪漕ぎ時はずっと外していた。
〇熱中症対策でスポーツドリンク持って行くので、「ナルゲン1L」にした。背負子のフレームにボレーストラップで括り付けた。
〇果無山脈縦走の時、虫が多かったから「ヘッドネット」を追加
〇暑いから、「浄水器」も追加
✖今日も「スパッツ」忘れた。。。(道なき道を進む?山サイは、ほんと必要だと思う)
✖蜂が飛んでいたので、「ポイズンリムーバー」も居る時期だな
✖ハーフパンツ・タイツは、藪漕ぎだと生地や脚が傷だらけになるから「長ズボン」が良かったかな、、

スタート
夜勤明け帰宅後準備して、直ぐ出発。
久々伊吹山を見ながら、余呉湖へ向かう。
1時間半で到着した。
到着時間2時間位だったけど、車居なくて早かった。
今日は行程が長いので、落ち着く間もなく準備し出発。

古道
16世紀から往来があったと伝えられる古道。
とても歩きやすい(登り)。
今でも杣人や登山者が偶に歩かれるんだろうな。

根曲がり アカシデ
とても大きくて立派だな。
そしてだだっ広い稜線だ。
北陸は世界有数の豪雪地帯であり、特に水分を多く含んだ「重い雪」が降る。
木にかかる負荷が非常に大きくなる為、根元の部分が「く」の字のように曲がってしまう。
この現象を、「根曲がり」と呼ばれている。
縦走

林道
いきなり林道が現れた(地形図に記載なし)。
おっ!これは楽できると思ったら、数百mで終わった。。

マーキング
「キリマルラーメン」の袋みたいだ。
初めて見たな。
最初はゴミが付いてると思った、、
昭和40年に愛知県碧南市を中心として西三河地方で発売。
地元では知らない人はいないほどの、地元のソウルフード。
平成10年に一時生産を中止していたが、地元の方の熱い要望で復活した。

椿漕ぎ
これは椿か、、
藪漕ぎではなく、椿漕ぎだな。。。
(まだ序盤なので、軽々自転車を担いで通過していく・・・)
稜線の横に水の流れる音がしていた(メモ)。
水が欲しければ、ここで取れるね。

ナラの森
こんな凄いんだと、驚く。
立派なナラが立ち並ぶ。

ブナ
ナラの森に、ひときわ大きいブナがある。
ヒメシャラも出てきた。
森の雰囲気はいいね。
ちょこちょこヌタバあったり、池塘があったりする。

サワグルミ??
神々しいな。
1株から4本大きく伸びて、他の木が近寄れない。
エスケープ①

林道
地形図では林道記載だが、、、
もう廃道なんだな。
ここの根曲がりが、ほんと往生する。
ここの通過で、右往左往し抜ける。
このまま下りようかと思ったけど、10時だからもう少し頑張るかで進む。

廃屋
雪で潰されたんだろうな。。

担ぎ
エスケープ①を越えてから、予想通りアップダウンがきつくなった。
背負子で背負うまでいかないが、押し歩きは無理な感じ。
担ぐ時間が増えてきた。

巨木ブナ
本日一番大きなブナとの出会い。
この瞬間「だけ」は、嬉しいね。
ただ、この辺で「熊さんの糞」を見てしまった。。。(気を付けてください)
見た感じ、1週間位経ってそうだ。

根曲がり
急登、激下りがつづく。。
基本藪漕ぎ。
更にルーファイもする。
更には、自転車担いでる。
ぼちぼち制限時間を決め、下山を考え始める・・・

藪(椿)漕ぎ
漕いでも漕いでも、ほんと辛い。
担ぐでも背負うでも無く、「リフトアップ!!!!」

三角点
山を齧る漢として、三角点を拝むことも忘れない。
時刻は正午。
日の入りまで7時間程あるが、、、
計画していた縦走の半分位までしか来ていない。。。
更にここからペースが上がるはずもない(夜勤明け)。
エスケープ②で下山することに決めた。

森の雰囲気はいい
ほぼ藪漕ぎだが、「偶に出てくる」森の雰囲気が良くて嬉しい。
エスケープ②

ゴールは遠いぜ・・・
エスケープできそうな尾根の頭に辿り着く。
道は大丈夫なんだろうか不安だが、このまま稜線進んでもビバーク決定だし水も少ない。
谷下らず、尾根芯を確認しながら進む。

溝道
激下りがつづく(乗れない)。
傾斜35%位か。
倒木だらけで往生するけど、溝道が続いており安心感がある(昔の杣道かな??)。

下山
奥の稜線から無事下りてこられた。
水が流れており、がぶ飲みした(浄水器使用)。
ここから舗装路なので、背負っていたサドルバッグやペダルを自転車に取り付ける。
国道476号線
福井県大野市から敦賀市に至る一般国道。
下山後、国道476号線を走る(安心感半端ない)。
一旦下って、栃ノ木峠まで登り返す。

木ノ芽峠方面を望む
鉄塔が建つ所が、木ノ芽峠。
鉄塔の下が、木ノ芽峠トンネル。
トンネルを潜って終わり。
そんな訳無いだろ。
グラベルを少し齧る漢としては、トンネル迂回路(林道)を通らないといかんだろう。
そんなわけで、新保集落を抜けて(激坂)林道へと進む。
林道 真谷線

林道 真谷線(延長3.048m)
オープン林道なので、公開してます(26年6月時点)。
ただ、看板に熊出没の日付が書かれていた。。。
最近出てるんですね(出ないでね)。

木ノ芽峠トンネルを横目に激坂を・・・
押し歩く。
路面は、滑りにくい「オーリング模様」になっている。

敦賀湾
ここだけ海が見えた!!(貴重)
ずっと森に囲まれ、熊が出るんじゃないかと怯えていた。
鹿がちょいちょい居られて、熊?って焦る。
そして稜線まで登り切ったら、林道は終了する。

廃道
稜線走ると、自然に還りつつある林道がつづく。
(落石・陥没・崩落多いが、一応舗装路)
栃ノ木峠

標高は538mであり、険しい山道(国道365号線)を抜ける峠である。
越前に入る玄関口として、「東近江路」と言われ木之元を抜け中京方面に通ずる道。
これに対し木ノ芽峠は、「西近江路」と言われ敦賀より京に通ずる道。
峠付近に栃の木が群生していたので、この名が付く。
その中でも大木(樹齢500年・幹回り7m)あったのだが、令和元年に枯死した。
峠の横にも、栃の大木が鎮座している。
1575年(天正3年)に越前国内8郡の支配を織田信長に委ねられた柴田勝家によって、安土城への参勤の近道として改修された。
1578年に官道となり、江戸時代には福井藩主も参勤交代の際にこの峠を使用されていた。
今庄宿から木之本宿までの約36kmを、昔は1日掛けて歩いていた。
現在は、車で1時間も掛からず行ける。
2018年以来、8年振り自転車で来た。
栃ノ木峠で調べていたら、「栃ノ木峠道路」が計画されているみたいだ。
現在冬の間は通行止めになる、国道365号線。
峠の下に、トンネルができるみたいだ。
生きている間に完成するんだろうか、、、

「甲(かぶと)造り型」の屋根
板取宿には、甲造り型の茅葺屋根が今なお残っているみたいだ。
これは栃ノ木峠から、木之元方面へ下っていた所にポツンと一軒だけ建っていた。

廣峯神社(長浜市余呉町)
大きな「トチノキ」だと思って立ち寄ったら、「ケヤキ」だった。
樹皮を見ても、互いに老木だとボロボロになって見分けづらいな、、

小峠の冷水
水の看板があって、なんだと思ったら湧き水だった。
喉が渇いていたので、がぶ飲みした。
冷たくて美味しい~~~

柳ケ瀬トンネル(長浜市側)
3月には、逆の「敦賀市側」を訪れた。
取り敢えず繋がったな。
このトンネルは、自転車通行禁止です。
ゴーール。
6時過ぎに出て、16時戻ってきた。
夜勤明けでありながら、10時間行動で頑張ったなオレ(笑)
結び
縦走は、藪に阻まれて儚い夢で終わった。
しかし山容がだいぶ分かったので、次に繋げたい。
絶景の縦走路では無く、藪山なので日陰あって涼しく過ごせた。
次訪れる時は、背負子止めてザックスタイルかな。

