【ロード】東北一周2.300kmまとめ

2405三重~東北一周2.300km

2024年GW「東北一周自転車旅」のまとめをしていこうと思う。

距離・気候・最高高度

↑予定ルート

準備編で書いたが、2.400km位を予定していた。
結果「2.305km」となった。
これは、前回までの東北一周備忘録にも書いたように予定変更したりした。
大きく青森県下北半島の海峡ライン・大間崎を、パスした。
その理由は、海峡ラインが通行止めになっていた。
残念でもあるが、もし行っていたら+150kmを走ることになる。
体力・時間的にも、それで良かったかなと思う。

前半は過去に走った場所もあり、距離を稼いだ。
稼いだ分を、後半三陸海岸や磐梯界隈でのんびり観光も交え走っていた。
獲得標高が、2.000m越えると途端に脚が売り切れとなる。。。
これは今後の課題かなと思っている(笑)

気温に関しては、全般にほんと走りやすかった
早朝5℃とか下がるが、雨具着て走ってれば問題無い。
ただ30度近くなると、暑さに慣れてないのでとてもきつかった。

天気に関して、感謝しかない
12日間中、雨が2日なんてオレは晴れ男か(笑)
そのせいか、雨の日はテンションダウンが半端ない↓↓

最高高度に関して、土湯峠がエグかった。。。
自分はルートを引くけど、距離だけ見て獲得標高は見ないようにしている。
土湯峠へ実際に走って行く中でまだ着かないなと思って、標高約700m越えた時点で確認した。
その時の絶望感は、半端ない(笑)

Edge540ソーラー充電時間は、1494分。
前回の九州自転車旅(1335分)より、だいぶ充電してくれたみたいだ。
晴れが多かったせいでかな。
1回目充電:1.038km(5日目)
2回目充電:894km(10日目)
※残り3%になって充電開始
九州自転車旅の時も、5日(約12時間/日使用)に1回位の充電する感じだったので一緒だな。
自転車旅では、ソーラーモデルは最強です!!

↑関連備忘録

etrexの乾電池は、エネループプロ8本+アルカリ電池2本使った。
満充電で、2日半位したら電池切れる。

エネループプロ8本あると、結構重いのが難点。。

【衣類】
グローブ   :冷感ランニンググリップグローブ(ワークマン)
       :ネオプレ手袋(ワークマン)
ソックス   :WIC.サイクルソックス(モンベル)
インナーソックス   :ファイントラック
ベースレイヤー:シティーライドジャージ(パールイズミ)
ドライレイヤー:クール(ファイントラック)
ハーフパンツ :ペダリングショーツ(モンベル)
ケツパッド  :パールイズミ
タイツ    :ワークマン
バラクラバ  :ロックブロス夏用

基本的に、ワークマンやモンベルやパールイズミを普段から使用している。
使用や機能に、全く問題無かった。

↑クールシールドネオ長袖(ワークマン)は、白と黒を持っている
今回黒で行ったが、暑かったのでGWは「白」で良かったかなと思った。

【雨具類】
雨具ジャケット:トレントフライヤー(モンベル)
雨具パンツ  :バーサライトサイクルパンツ(モンベル)
シューズカバー:レインシューズカバー(モンベル)
ネオプレンソックス  :キャラバン 

雨具関係も、何も問題ない。

↑雨は、VBLシステムなのでネオプレン(手袋・靴下)で過ごしている。

使用後は、次の日パニアバックの上で天日干しです(笑)

【寝間着】  
インナー   :ドライレイヤーウォーム上下(ファイントラック)
ハーフパンツ :スカイトレイルブレスショーツ(ファイントラック)
保温着    :ポリゴン2UL(ファイントラック)
靴下     :厚手靴下(モンベル)
ネックウォーマー   :ナルー

朝方5℃位まで下がるので、丁度良かった。
10℃位の時は、ポリゴンを脱いで寝ていた。

ほとんどが、コンビニで済ました。
食事に対する時間の早さや、捕食や給水など全てが揃っていて安心。
そんな感じで、パスタや胸肉やカロリーメイトを中心に食べていた。

トップチューブバックには、大体カロリーメイトが8袋(16個)位入っている

20kmで1個は食べるように、心掛けていた。

1日目 次平
11日目 マック
12日目 温知

コンビニ以外の外食は、3回した。

過去写真を引用

【寝具類】
テント    :ステラリッジ1(モンベル)
シュラフ   :150(イスカ)
シュラフカバー:モンベル
インナーシーツ:シートゥーサミット
グラウンドシート  :モンベル
マット    :モンベル エアパッド120&ピロー
       :サーマレスト Zライト
ヘッデン   :アクティックコア(ペツル)

今回インナーシーツを持っていたので、暖かく過ごせたと思う。
去年のGW九州自転車旅の時は、シュラフとシュラフカバーのみだった。
その時の備忘録を見返すと、寒いとか書いてある。

ヘッデンは、12日間充電切れることは無かった。

アイマスクと耳栓

安眠には欠かせないアイテム。

装備

【トレック チェックポイント】
コンポ    :シマノ SORA 9s
カセット   :12-36
ブレーキ   :テクトロMD-C550 ディスク 機械式
タイヤ    :グラベルキング(パナレーサー) 700X32C
ホイール   :DEVOX(デヴォックス) 
パニアバック :オルトリーブ
リアラック  :ボントレガー
トップチューブバッグ:アピデュラ(1L)
フレームバック:アピデュラ1L
フロントバック:フォークパック プラス(オルトリーブ)
ハンドル   :ライドファーエアログラベルハンドル
ステム    :レッドシフト ショックストップステム
アームレスト  :ライドファー アームレストキット
サドル    :ロケット(WTB)
ボルトケージ :エリート×2
ペダル    :シマノ SPD ES600
Frライト  :キャットアイ 800・400
Rrライト  :キャットアイ オムニオート×2 
サイコン   :Etrex32XEdge540 
バーエンドミラー  :BM-45(キャットアイ) 
Frフェンダー :SKS レースブレード プロ XL

大きなトラブルも無く、とても良かった。

小さなトラブルは、パンク1回した。
砂利道走っていて、パンクしてしまった。。。
多少空気圧少なかったかもしれない。

有って良かった3選

↓先ずは、過去の有って良かった3選。

22年夏の北海道自転車旅・・・
・モンベルシェルター
・ライドファーアームレストキット
・リコーGRⅢ

22年冬の四国自転車旅・・・
・ボルト1700
・ライドファーアームレストキット
・リコーGRⅢ

23年GWの九州自転車旅・・・
・Edge540ソーラー
・モンベルステラリッジ1
・モンベルアンブレラ

23年夏の北海道グラベル・山歩き・・・
・グラベルキングSS
・ルルイパック(モンベル)
・ULフォールディングポール(モンベル)

今回は・・・・

レッドシフト ショックストップステム

これかな。(ステムのショックアブソーバー)
取り付けた当初は、すごく有難みを感じる。
慣れてくると、それが普通になる。

雪国特有の路割れ

こんな時でも、ショックアブソーバーが有ればマイルドな乗り心地になる。
東北地方は、結構路面悪い箇所が多かった。
最近チェックポイント・エモンダに加え、我が家にオルトレが仲間入りした。
近所の周回ルートを走っていると、3車種それぞれ全く違う路面からの振動を受ける。
そんな中で、空気圧やタイヤ大きさの違いもあるがチェックポイントが一番体に優しいのが分った。

オルトレ
エモンダ
チェックポイント
↑関連備忘録

アピデュラ バックカントリー フレームバック (1L)

2個目は、アピデュラのフレームバック。
暑い時期は、2個の水筒(テルモス750ml・山専500ml)を持つ。
フレーム三角の中は、水筒だけでスペースが殆ど無い。
そんな中、ベストサイズを見つけた。

↑冬(600ml・500ml)ならフレームバック(2L)良いと思うが、GWは暑い日もあるので750mlを持ちたい。

↑関連備忘録

・マルチバー

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アームレストキットも良いが、そこに追加でマルチバーを取り付けた。
マルチバーにバーテープの切れ端を巻いたら、もう最高だった。
単純に持つ位置が増えるので、力の分散になるからお尻にも優しい。
ナイトライドで真っ暗の場所など、マルチバーの中心部にフロントライトの取り付けも出来る。

ハンドル周りのスペース確保するために・・・

Edgeサイコンやetrexなどは・・
レックマウントType19+下部アダプター+ダブルアームに、キャットアイのブラケットを取り付ける。

有って欲しかった1選

モンベルの輪行バック

発売前から、UL輪行バックを注文していた。
今回東北一周に間に合うか微妙だった。
HPで4月下旬発売予定になっていた。

商品到着したのは、東北一周へ旅立って2日後だった。。。(泣)

約150g軽量になる。

これが来てたら、もっと楽だったはず(笑)

費用

飛行機(新潟ー小牧)=20.000
食事        =34.000
風呂・洗濯・土産  =10.000

合計で大体¥64.000円だった。

11泊野営なので、宿泊代は0円。
1日当たり食事は、2833円だった。

体重

3.2kg減量した。

去年の九州自転車旅の時は、-3.0kgだった。
帰宅後は食べても食べても満腹感にならず、暴飲暴食して2週間くらいで元の体重に戻った。

厳選の1枚

今回の自転車旅で合計2.500枚近く、写真を撮っていた。
その中で、好きな写真を選んでいこうと思う。
12日間だが、話しが長くなる日は前編後編に分けた。
その結果、全編で16話になった。
それでは1話毎に、好きな写真と共に振り返って行く。

1日目(白川郷)「試練の初日」

野谷橋より飛騨高地を望む

雨降ってるが、稜線を望めた。
残雪の山々に、高揚した。
雨は辛く寒かったが、「次平」での食事や女将さんとの談笑でアツくなった。

2日目(富山編)「湧き水」

剣岳や白馬岳など飛騨山脈を望む

朝からずっと山はガスっていた。
昼前位から雲が取れてきて、この景色が見れてほんと良かった。
次走る時は、雲一つない飛騨山脈を拝みたいものです。

2日目(新潟編)「暮色」

親不知

ここを通るのが一番不安だった。
狭い・カーブ多い・トンネル(スノーシェッド)多い。
願う気持ちで走っていた。

3日目(越後七浦シーサイドライン)「アンダーシー」

越後七浦シーサイドライン

何の情報も無くて走っていたら、急にこんな絶景が現れて驚愕した。
冬の北風で大地が低木しか育たず、奇岩などあり風光明媚な海岸線だった。

3日目(笹川流れ)「バンブー」

笹川流れ

新潟県北部に位置する笹川流れ。
エメラルドグリーンの海がとても印象的だった。
そして交通量が少なくて、とても走りやすかった。

4日目(寒風山)「晩景」

寒風山より秋田平野を望む

こちらの眺望も良いけど、「板場の台」からの一枚と凄く迷った。
決め手はやっぱり走ってきた道を、山の上から見下ろせるのが良いね。

5日目(竜飛崎)「津軽海峡春景色」

眺瞰台より竜飛崎や北の大地を望む

竜飛崎と言えば、ここからの景色は外せない。
ここまでのヒルクライム(標高500m)が辛いので、余計に景色が良く見える(笑)

6日目(横浜町菜の花畑)「黄色の絨毯と桜前線」

東北一周で一番咲いていた染井吉野

夕暮れ時下北半島を走っていて、この桜にはウルっときたな。
この日(4/29)の桜前線は、五稜郭・札幌市内位だった。

7日目(尻矢崎)「嵐」

種差海岸

朝の尻矢崎からずっと雨で、残念な日だった。
しかも海岸線を走れるような所が殆ど無かった。
そんな中、日没後だがこの景色は最高の景色となった。
そしてここからが、三陸海岸の始まりでもあった。

8日目(重茂半島)「山あり谷あり」

たろう観光ホテル

この旅最初の震災遺構だった。
目の当たりにすると、津波の恐ろしさがほんと分かる。
そしてこれから三陸海岸を南下するにあたって、震災遺構があれば絶対寄ろうと決めるきっかけにもなった。

9日目(リアス式海岸)「5年越しの一本松」

高田松原

5年前に訪れた時、工事車両だらけで入れなかった。
再び来るとは、想像しなかった。
一本松以外にも、伝承館など見ることができた。

10日目(仙台平野)「杜の都」

女川町手前のリアス式海岸

綺麗な海岸線だった。
地元紀伊半島の伊勢志摩を思い出した。
三陸海岸でここら辺が一番海が綺麗な気がする。
ただアップダウン多いのが辛かった。。。

11日目(土湯峠/吾妻連峰)「芽吹き」

萌黄色の森が広がる

土湯峠手前の一枚。
新緑までいかない、この芽吹きはじめたこの時が一番いいよな。
木漏れ日具合が、ほんといい。
あと車が居ないのも、走りやすかった。

11日目(磐梯山)「会津富士」 

猪苗代湖より磐梯山を望む

磐梯山って聞いたことあるけど、初めて見た。
会津富士って呼ばれるのが、ほんと分かる。
会津盆地入って、磐梯山をどこからでも見れるし、見てすぐ分かる山容。
ずば抜けて標高が高くはないんだけど、それが逆に親近感湧いてくるな。

12日目(飯豊山地)「フォックス」

西会津より飯豊山地を望む

三重出発してから見た山の中では、一番残雪が多かった気がする飯豊山地。
朝陽に照らされ、残雪が際立つ。
日本の原風景が広がっていた。

12日目(新潟市)「いっぱいの珈琲」

ラウンジで呑んだ珈琲

珈琲呑んだ瞬間、東北自転車旅終わったなと思った(まだ小牧から自走で帰るが。。)。
今日まで珈琲を我慢してたのが解放され、その後もお代わりし続け珈琲10杯位呑んだかも(笑)
久しく椅子に座ってのんびり過ごすことが無かったから、落ち着きが無かったと思う。

入浴施設(温泉)♨

・ホテルサンリゾート庄内(鶴岡市)¥600
・よしつねの湯(外ヶ浜町)¥400
・清風荘(相馬市)¥600
・小松湯(新潟市)¥450

どこも良い温泉や銭湯だった。
施設によってトイレタリーが無かったりするので、持ち歩いている。

トイレタリー

シャンプーリンス・ボディーソープ・洗顔・化粧水・歯ブラシセット

塗り絵

今回の自転車旅で、富山湾・三陸海岸が綺麗に塗れた。
あと相馬市から土湯峠・会津盆地を抜けて新潟まで塗れた。

相変わらず関東方面と瀬戸内は、走る機会が無いな。。

結び

味わい尽くす自転車旅が出来たかなと思っている。

季節の移ろいを楽しみ、色んな景色や人と出逢えとても充実していた。

次はどこへ行こうかな(笑)

おわり。

ありがとうございました。

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